上越市出身の石浦智美選手がパリ・パラリンピック競泳の日本代表に内定
日本パラ水泳連盟などは2024年3月10日、8月28日から開催されるパリ・パラリンピックの競泳日本代表に、新潟県上越市出身で女子視覚障害S11の石浦智美選手(36、伊藤忠丸紅鉄鋼)が内定したと発表した。2021年の東京パラリンピックに続き、2大会連続出場となる。
《画像:石浦智美選手(伊藤忠丸紅鉄鋼提供)》
視覚障害が最も重いクラスの石浦選手は3月9、10日に静岡県で行われた代表選考会を兼ねた「2024日本パラ水泳春季チャレンジレース」に出場。女子自由形50m、100mで日本新記録をマークし、出場した3種目で「派遣B基準記録」をクリアするなど活躍し、パラリンピック代表に選ばれた。
同市福橋出身の石浦選手は、市立北諏訪小から旧県立新潟盲学校中学部(現県立新潟よつば学園)、筑波大付属視覚特別支援学校高等部(東京)などを経て、伊藤忠丸紅鉄鋼に所属。水泳は3歳から始め、10歳から本格的に競技を開始した。初出場した東京パラリンピックでは、50m自由形の7位をはじめ、100m自由形で8位、混合400mリレー5位と、出場全種目で入賞した。