カール・アーバン、「平和」の漢字を教えてもらったから数年書き続けてたら、いつの間にか「天井」になってた話
国内最大級のポップカルチャーの祭典「東京コミコン2025」は12月6日に開催2日目を迎え、オープニングステージにはドラマ「ザ・ボーイズ」ブッチャー役で人気のカール・アーバンが、共演者ジャック・クエイド(ヒューイ役)と共に登場。お茶目な日本語エピソードで観客を沸かせた。
アーバンといえば『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオメル役や、『スター・トレック』シリーズのレナード・“ボーンズ”・マッコイなど多彩なフィルモグラフィを持つ。「東京コミコン2025」で4度目の来日を果たしたアーバンは、ステージ上で笑える思い出話を披露した。
アーバンの初来日は、『ロード・オブ・ザ・リング/2つの塔』公開時の2003年のこと。当時はアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンと二人でプロモーションを行った。
その際アーバンは、とある日本人女性から、漢字で“Peace”、つまり「平和」の書き方を教わったという。それから数年の間、アーバンはノリノリで「平和」を書き続けていたそうだ。
ところが2009年、『スター・トレック』プロモーションのため再来日を果たした際、「平和」だと信じて書き続けていた自身の書について「それは“Peace”じゃないですよ」と指摘された。何を書いていたのかというと……。
「“天井”です。」
初めに教わった時からそもそも間違ったものだったのか、それとも慣れない漢字を数年書き続けていくうちに変化してしまったのかはわからないが、「今では正しいものを教えてもらったので、ちゃんと書けます」とアーバン。なんとも平和なエピソードで、「東京コミコン」に詰めかけた日本のファンを沸かせたのだった。
東京コミコン2025 開催概要
名称東京コミックコンベンション2025 (略称:東京コミコン2025)会期2025年12月5日(金)11:00~19:00
12月6日(土)10:00~19:00
12月7日(日)10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります会場幕張メッセ(〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)1ホール~6ホール予定主催株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会イベント内容国内外映画、コミックなどの最新情報公開、企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)実際に映画で使用されたプロップ(小道具)やレアグッズの展示、最新技術を使った様々なコンテンツの体験、海外セレブ俳優との交流、ステージでのライブやパフォーマンス、コスプレイヤーとの交流、コンテスト、漫画家やイラストレーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」お問い合わせ先東京コミックコンベンション事務局 info@tokyocomiccon.jp