里芋ポテトサラダのプロレシピ!レンジ5分で完成&下処理不要
いつものポテトサラダとはひと味違う里芋を使ったポテトサラダのレシピを、テレビやラジオ、雑誌などで幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に教えていただきました。副菜にもおつまみにも、お弁当にも合うサラダです。
レンジで作る里芋のポテトサラダ
里芋のねっとり、モッチリ食感があとを引くおいしさです!
材料(2人分)
里芋(皮付き):3~4個(約200g)
ハム:1枚
きゅうり:1/2本
塩:少々
黒いりごま:小さじ1/2
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マヨネーズ:大さじ1と1/2
酢:小さじ1と1/2
塩:少々
こしょう:少々
練りからし(チューブ):1cm
作り方
里芋は洗い、中央に包丁を当ててぐるりと1周させ、皮に切れ目を入れる。
1を耐熱容器に入れ、水大さじ1(分量外)をふりかけ、ラップをふんわりとして電子レンジ600Wで2分半ほど加熱する。取り出して上下を返し、さらに2分ほど加熱する。竹串をさして固いようであれば、さらに加熱する。
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・切れ目を入れておくと、手で簡単に皮をむくことができます。
・里芋をレンジ加熱する時は水を加え、途中で上下を返すと加熱ムラができにくくなります。ラップはふんわりとかけて、水分の蒸発を防ぎながら程よく蒸気を逃がします。ぴったりとラップをかけると蒸気の逃げ場がなくなり、ラップが里芋に吸い付いたり、破裂したりすることがあるので気をつけましょう!
手で触れるくらいに冷めたら皮をむき、木べらかフォークで粗くつぶす。
おいしく作るコツ
ペースト状につぶすと粘りが出すぎるので、小さい塊が残るようにつぶすのがコツです。
きゅうりは薄い輪切りにし、塩を少々ふり、しんなりとしたら水気を絞る。
ハムは3~4cmほどの長さの短冊切りにする。
Aを混ぜ合わせ、ボウルに3、4、5を入れてあえ、黒いりごまも混ぜる。
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味変をしたくなったら、トマトケチャップを加えてサウザンアイランドドレッシング風に。トマトケチャップの甘みと酸味でひと味違うポテサラになります。トマトケチャップは味を見ながら少しずつ加えましょう。
最後に
レンジだけで簡単にできる里芋のモッチリサラダ、ぜひ作ってみてください。
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<!--小島美和子さんプロフィール-->
小島美和子/Miwako Oshima
管理栄養士/健康運動指導士/産業栄養指導者
女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
ホームページ/オフィシャルブログ/FB
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[里芋]皮むきや選び方、保存、下ごしらえ、栄養などまとめ
秋の風物詩「いも煮会」や「いも名月」など、古くから祭りや神事には欠かせない、日本人とは長いつきあいの食材。水分を除くほとんどがでんぷん質です。食べるとかすかなえぐみを感じますが、これはシュウ酸を含むため。このシュウ酸は皮をむくときのかゆみの原因にもなっています。
最終更新:2024.06.19
文・写真:小島美和子
監修:小島美和子、カゴメ