名張市役所の開庁時間短縮へ 来年8月にも 時間外勤務削減など
三重県名張市は11月27日、来年8月ごろを目標に市役所窓口の開庁時間と電話対応時間を短縮すると明らかにした。具体的な時間などは、行財政改革に向けた職員のワーキンググループで12月上旬から検討を進める。この日の定例記者会見で市が説明した。
市によると、現在の開庁時間は午前8時30分から午後5時15分だが、時間の前後も準備や後処理で職員が業務に追われる状況がある。短縮により業務改善の時間を確保し、市民サービスの向上、時間外勤務の削減による人件費の抑制にもつなげる。デジタル技術の活用も併せて検討していく。
同様の対応は、茨城県つくば市などで前例がある。