トリミングでライオンのようになった猫 姉妹猫は認識できず、飼い主大爆笑(米)
米マサチューセッツ州の女性が今月中旬、TikTokに投稿した猫の姉妹の動画が注目されている。姉妹はふさふさで長い毛並みが特徴のペルシャ猫で、1匹だけがサロンでトリミングを終えて帰宅したのだが…。飼い主の笑いが止まらない愉快な動画を、米ニュースメディア『Newsweek』が伝えた。
TikToker「KGing0223、以下ケイさん」が今月中旬、「ヘアカットの後、自分の姉妹に気づかなかった時」とキャプションを添え、ペルシャ猫の姉妹の動画を投稿したところ話題となった。
動画は、サロンから帰宅したばかりの“ジェシカ(Jessica)”と、そのそばで頭を低くし、背中を丸めて毛を逆立てている“メイジー(Maisie)”の姿を捉えたもので、メイジーがジェシカを威嚇、または警戒しているのは誰の目にも明らかである。
それというのもジェシカは、体全体が短く刈られているにもかかわらず、顔と尻尾の先だけがフサフサでまるで雄ライオンのように見え、ケイさん曰く「メイジーは姉妹だと認識できなかった」というのだ。
そしてそんな2匹を見つめるケイさんはというと、威嚇を続けるメイジーの予想外の反応が可笑しくて仕方がないようで「本気なの? ストップ(やめなさい)…。ストップ…」と言いながら引きつり笑いになっている。
そんな中で最も冷静なのはジェシカで、ケイさんとメイジーを見つめながら時々尻尾を動かし、ドアのそばに静かに座っているのだった。
なおこの動画は多くの人に笑いをもたらし拡散中で、次のようなコメントが寄せられた。
「これはヘアカットではなく、屈辱だ。」
「ジェシカは『オーマイガー。私よ。私だってば!』と言っているのよ。」
「そうね。それに『好き好んでこんなふうにしたわけではないのよ』と訴えていると思う。」
「『なんてことしてくれたのよ!』と言っているようだ。」
「これは面白い! 大爆笑!」
「ジェシカの尻尾の先のフワフワがなんとも可愛い。」
「ジェシカは自分がライオンになったことに気づいていないと思うけど。」
「数日経てば、メイジーもジェシカだって気づくはず。」
「飼い主の笑い声が、この動画をもっと楽しくしているね。」
「トリミングした後は、匂いが変わるのよ。でも2日経てば元に戻るわ。」
「その後の2匹の様子を教えてちょうだい!」
ケイさんによると、メイジーは10分後にはゆっくりとジェシカに近づき、その日のうちにいつものような“ベストフレンド”の関係に戻ったそうだ。
ちなみに2021年には、DIYトリミングによってライオンのようになった飼い犬が話題となっていた。女性がお手入れ中、愛犬がトリミングを拒否したためという。
画像は『KGing0223 TikTok「#persiancat」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)