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フランス・ブルゴーニュの「シモン・ビーズ」と創業160年の「花の舞酒造」が初コラボ「hananomai bize」「花の舞スパークリング」を発表 〜販売開始日は3月27日〜

酒蔵プレス

創業160年を誇る「花の舞酒造」が、フランス・ブルゴーニュの老舗ドメーヌ(ワイン生産者)「シモン・ビーズ」と初のコラボレーションを実施。「hananomai bize」と「花の舞スパークリング」の2種類を発表しました。

プレス発表の登壇者
花の舞酒造株式会社代表取締役社長高田 謙之丞
シモン・ビーズ当主・醸造責任者・栽培責任者 千砂 BIZE
花の舞酒造株式会社醸造責任者 兼 Brand Manager山口 晃

日本酒業界初の試み

ドメーヌ(ワイン生産者)との業務提携は日本酒業界では極めて珍しく、日本とフランスの文化交流の象徴とも言える取り組みです。
シモン・ビーズの蔵付き天然酵母が残存する貴重な白ワイン(シャルドネ)を提供いただき、酵母の分離に成功。試験醸造を重ねた結果、今までにない新しい日本酒が完成しました。既存の日本酒ファンだけでなく、ワイン愛好家や海外市場にも訴求できる商品となっています。

2種類の新商品

1. 純米大吟醸 無濾過生原酒「hananomai bize(ハナノマイ ビーズ)」

特徴: シモン・ビーズの酵母を使用し、ワインのエレガンスと日本酒の深みが融合。力強くも瑞々しく、互いの良さを引き出した味わい。
ラベルデザイン: シモン・ビーズのナチュラルワインシリーズのデザインを応用。
原料: 静岡県産 山田錦 / 赤石山脈の伏流水
アルコール度数: 12度
出荷計画: 年間5,000本
〈テイスティングコメント〉白ワインのようなきれいな酸と、お米の旨みが調和。低アルコールで飲みやすく、食事との相性も抜群。温度は10度以下が推奨。ターゲット層は女性、初心者、ワイン好き。

2. スパークリング日本酒「花の舞スパークリング」

特徴: シモン・ビーズの酵母を活かした瓶内二次発酵のスパークリング日本酒。
楽しみ方: スパークリングワインのように、食前酒や乾杯酒としてスタイリッシュに楽しめる。
原料: 静岡県産 コシヒカリ / 赤石山脈の伏流水
アルコール度数: 12度
出荷計画: 年間10万本
〈テイスティングコメント〉ほのかな酸を感じるスッキリとした味わい。食事とのペアリングに適しており、特に日本酒ビギナーや女性におすすめ。

品質へのこだわり
静岡県沼津工業技術センターとの連携により、技術的な信頼性を確保。
シモン・ビーズの千砂 BIZE氏による試飲評価と承認を経て商品化し、品質の高さを保証。

会社紹介

シモン・ビーズ(Domaine Simon Bize & Fils)
フランス・ブルゴーニュ地方のサヴィニー・レ・ボーヌ村に拠点を置く、歴史ある家族経営のドメーヌ。高品質なワイン造りで知られ、愛好家や専門家から高い評価を受ける。

花の舞酒造株式会社
静岡県浜松市浜名区に本拠地を置く老舗酒蔵。1864年(元治元年)創業、160年以上の歴史を持ち、静岡県産米と伝統技術を活かした酒造りに挑戦し続けている。

最近のトピックス
2025年3月13日、MLBシカゴ・カブスの今永昇太投手らが、ザ・ペニンシュラ東京にて「花の舞」の菰樽で鏡開きと乾杯の歓迎セレモニーを実施。

酒蔵プレス編集部新商品は、ワインと日本酒の良さを併せ持つ革新的な仕上がり。女性や日本酒初心者に特に人気が出そうな味わいで、単体でも料理とのペアリングでも楽しめる。第27回「春の和酒フェス in 中目黒」に出展し、試飲も可能。ワインと日本酒の融合が生み出す新たな味わいをぜひお試しください!
https://www.sakagura-press.com/

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