アイリスオーヤマ、吉沢亮との契約継続を発表 SNS投稿に6万いいね
アイリスオーヤマ株式会社は1月14日、俳優・吉沢亮さんとの契約を継続することを、公式X及び自社HPで発表しました。今後も広告およびプロモーション活動に起用していくとのこと。
吉沢亮さんに関しては、2024年末に泥酔して自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして、警察が捜査を行っていると報じられました。所属事務所のアミューズは、1月6日に無断侵入の事実を認め、隣室の住人に謝罪したことを発表しています。
これを受けて、吉沢さんを広告に起用していた企業の一部は広告削除の対応や、契約解除を発表。また、2月14日に公開予定だった主演映画「ババンババンバンバンパイア」も公開が延期されるなど、関係各所が事件の余波を受け、それぞれの対応を行っています。
そんな中、2020年から吉沢さんをCMに起用しているアイリスオーヤマは、契約継続を決定。
発表の冒頭で「お客様および関係者の皆様には、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、「吉沢亮さんは、アイリスオーヤマのブランドアンバサダーの一人として、卓越した表現力と幅広い支持層を持つ俳優」と評価。
続けて「その存在感は、ブランド価値の向上にも大きく貢献していただいております」とこれまでの功績を認めたうえで、「今回の契約継続は、吉沢亮さんの今後の挑戦を応援し、共に頑張っていきたいという当社の決意を示すもの」と、意向を明らかにしました。
アイリスオーヤマのこの対応に、SNS上では称賛の声が続々。「雨が降った時に傘を差し出せるのはなかなか出来ることではないですね」「このようなご時世に、なかなかお目にかかれないご判断!」といったコメントと共に、6万件を超えるいいねが寄せられるなど、多くの方が好意的に捉えたようです。
しかしながら、広告削除や契約解除を行った他社の対応も、間違っているとか、厳しすぎるということはありません。タレントを広告塔として起用する以上、イメージが重要視されるのは当然のこと。一連の事態を総合的に判断し、慎重に検討した結果だと言えるでしょう。現段階ではその正誤を評価することはできません。
なお、同日アミューズは隣室の住人と示談が成立したことを発表。「これまで以上に俳優として成長する姿を皆様に見ていただけるよう、当社はこれからも吉沢亮を支え続けて参ります」と、こちらも契約を継続する旨を明らかにし、吉沢さんも自身の言葉で謝罪の意を述べています。
<参考・引用>
アイリスオーヤマ株式会社【公式】(@irisohyama_info)
株式会社アミューズ公式JP「吉沢亮に関するご報告(2025年1月14日)」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025011506.html