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寿命があるの知らなかった。「ステンレス水筒」の意外と知らない“替えどきサイン”3つ

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寿命があるの知らなかった。「ステンレス水筒」の意外と知らない“替えどきサイン”3つ

夏に欠かせないステンレス水筒。冷たい飲み物を携帯する必須アイテムですが、きっと同じものを何年も愛用している方も多いでしょう。しかし、ステンレス水筒も劣化します。ここでは、意外と知らない「ステンレス水筒の寿命」をご紹介。判別しづらい、買い替えのサインについてもお伝えします。

ステンレス水筒も劣化する

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メーカーによって耐用年数は異なりますが、サーモス製のステンレス水筒の場合は寿命に関しての使用期間は決まっていません。そのため、使い方によってステンレス水筒の“持ち”は異なります。
なにかしらの不具合を感じたときが、買い替えのタイミング。きちんとお手入れをして、正しく大切に使えば、5年以上使えるケースも少なくありません。

まだ使える?ステンレス水筒の「寿命」のサイン

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お使いのステンレス水筒に、次のような劣化が見られたら「替えどき」です。

1.飲み物が冷えなくなった

保冷・保温力の低下は、ステンレス水筒の寿命を見極める一番わかりやすいサイン。本来、ステンレス水筒は真空断熱構造で外気を遮断し、温度をキープできるはず。にもかかわらず、数時間後に飲み物がぬるくなっていたら、保冷機能に不具合が起きている証拠です。

2.水筒の表面に水滴がつくようになった

保冷力の高いステンレス水筒は、通常どれだけ冷たい飲み物を入れても結露は起きません。もし、水筒の外側に水がついていたら、それは不具合が出ている状態。ステンレス水筒の内部には空気を遮断する真空層がありますが、それが壊れると外気との温度差によって結露が発生するようになります。

3.内側がサビついている

ステンレスでも、使い方や保管状況によってはサビることがあります。スポーツ飲料やお酢、柑橘系ジュースなど酸性のドリンクを長い時間入れておくと、内部のコーティングが傷んで腐食するおそれがあるんです。また、ブラシで強くこするなど間違ったお手入れ方法でお手入れすると、傷からサビに発生するおそれがあります。
こういったサビは、飲み物の風味が落ちる原因になりますので、早めに新しいステンレス水筒へ買い替えましょう。

「部品を取り替えても不調が続く……」場合も買い替えを

パッキンやフタなどの交換用パーツは、メーカーの公式ショップで購入できることが多く、1年に1度の交換が推奨されています。しかし、これらを取り替えても漏れが直らない、保冷力が戻らない場合は、本体そのものが劣化している可能性が高いです。
ステンレス水筒は決まった寿命がないからこそ、大切に扱うことで長く愛用できます。新しいものに買い替えたら何年も使い続けられるように、正しいお手入れ&使用方法を守りましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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