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謝明諺/山崎比呂志/大友良英/須川崇志 ─奇跡の一夜を封じ込めたライブアルバム『Punctum Visus -視角-』リリース

ARBAN

Punctum Visus_表1 (アルバムカバー)

2024年6月25日、渋谷・公園通りクラシックスにて、4人のミュージシャンによる初共演ライブが行われた。メンバーは山崎比呂志(ドラムス)、大友良英(ギター)、謝明諺(サックス)、須川崇志(コントラバス)。

最年長の山崎比呂志は日本のフリージャズ・シーンにおける先駆者のひとり。同じくベテランの大友良英も、ノイズや即興音楽からポップミュージックまで手がける異才だ。そこに、新世代の中堅プレイヤーふたりが対峙する。須川崇志は自身が率いるバンクシアトリオをはじめ多くのプロジェクトで活躍する俊傑。謝明諺(シェイ・ミンイェン)は台湾出身の音楽家で、ジャズやロック、ヒップホップから現代音楽に至るまで多彩なジャンルで腕をふるう。

このカルテットによるライブ録音がアルバム『Punctum Visus -視角-』として7月2日にリリース。

また、同アルバムのリリースに併せて、クラフト・ジンジャーエール「Musicale」も制作(7月中旬以降に発売)。この試みは、本作のレーベルによるもので “アルバム関連グッズ” の一環でもある。デジタル配信が主流となった音楽の世界で、楽曲の収益はごくわずか。多くのミュージシャンがTシャツなどの物販で制作費を補っているが、そのほとんどが海外生産という現状。そこで、国内の一次産業や地域経済の支援にもつながるものを作ろうと思案した結果、今回の“音楽と飲料のコラボレーション”となった。

「Musicale」の製造は、さいたま市に拠点を置く発酵ジンジャーエール工房「しょうがのむし」が担当。唎酒師・醸造家・蒸留家の3名が即興セッションのようにレシピを構築し、ぶっつけ本番の生演奏さながらに仕込みが行われたという。

『Punctum Visus -視角-』

謝明諺 Minyen Hsieh / Tenor & soprano Sax
山崎比呂志 Hiroshi Yamazaki / Drums & Percussion
大友良英 Otomo Yoshihide / Guitar
須川崇志 Takashi Sugawa / Contrabass

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