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【今週の『ONE PIECE』の話題は?】衝撃! カイドウvsモリアの原因は“光月”にあった? あの双子の誕生秘話にも注目集まる<1158話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載28年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

9月1日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1158話“ロックスvs.ハラルド”では、ロックスとハラルドの友情関係に変化が起きる一方、あの双子の誕生やシャクヤクをめぐる男たちの

 
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1158話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。

 

“ゲッコー”の由来は光月だった!? モリアの意外すぎる過去に読者騒然

現在、扉絵ではワノ国を舞台にした「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」のストーリーが連載中。

前回のVol.39「村を守る為、彼はカイドウと戦ったが遺体も残さず死んじまった」では、ヤマトが代参する墓がスリラーバークの将軍(ジェネラル)ゾンビ・風のジゴロウのものではないかという考察が浮上していました。

しかし今回、Vol.40「正義の海賊ここに眠る」では、墓に“光月もりあ”の名が刻まれていることが判明! ゲッコー・モリアの“ゲッコー”は“光月”からきていたようです。

Vol.26のタイトル「“西の海”生まれ、鈴後育ちの英雄の墓、参ってっておくれ」や、出身地、服装の特徴などもふまえて風のジゴロウ説が有力でしたが、まさかの彼らを束ねるモリアこそがワノ国、ひいては光月家の関係者とわかり読者は騒然。

つまり、モリアは西の海(ウエストブルー)生まれ、鈴後育ちの光月家ということになります。幼少期からこれまでのビジュアルをみても“和”より“洋”の印象が強いモリアですが、なんらかの理由でワノ国で光月家に引き取られたのでしょうか。

23年前に起きた百獣海賊団とゲッコー海賊団の戦争は、光月出身のモリアが故郷を守るために仕掛けた戦いだったのかもしれません。このとき、カイドウと一触即発寸前のモリア(第969話掲載)は剣を握っているので、当時は侍仕込みの剣術を得意としていたのかもしれないですね。あえて“ゲッコー”と名乗っていたのは、自身が光月家の者であることを隠すためでしょうか。

モリアがカイドウと戦争をしたころといえば、ちょうどカイドウとオロチの提示した条件を信じたおでんがひたすら裸踊りをしていたころ。海賊として海に出ていたモリアがそんな状況を知って故郷を守るため立ち上がった可能性を思うと、これまでの彼の印象が180度変化しますよね。

あくまで推測の域を出ないストーリーですが、ワノ国では実際に“英雄”として祀られているモリア。読者からも、「モリアがゾンビを仲間にするのは、もう大切な仲間が死ぬのを見たくないからだったのか……熱い男……」「モリア様好感度高すぎる」「これはモリア再登場が楽しみになる」と好意的なコメントが多く寄せられれいます。

ちなみに、モリアはペローナの育ての親。ペローナも出身は西の海(ウエストブルー)とされていますが、ピンク色の髪や印象的な丸い目がワノ国の少女・おトコと似ていることから、ふたりに血縁関係がある可能性も指摘されています。

モリアと光月家の関係、もっと深掘りしてほしくなる扉絵でしたね。血縁はともかく彼が光月家の人間であるということは、ポーネグリフを読める可能性もゼロではないかも……?

 

ロジャー、レイリー、ロックス……それぞれの心境に変化が?

さて、本編は前回に引き続き、シャッキーことシャクヤクにまつわるエピソードがスタートしました。

名だたる海賊たちのほとんどがシャクヤクに夢中だった当時。ロジャーやロックスのような強者ですらシャクヤクに恋焦がれている状況でした。

ここからどのようにしてエースやティーチ(黒ひげ)の誕生につながる出会いが訪れるのか? 逆に、なびかなそうなレイリーがどのようにしてシャクヤクと現在の関係に至ったのか? 不思議な点も多かったですよね。今回は、少しずつ変化していくそんな彼らの心境が描かれはじめました。

シャクヤクからラブレターを受け取ったことを明かすレイリー。じつは、レイリーも彼女にまったく興味がないわけではないといいます。この事実を知り一時は不機嫌になるロジャーですが、諦めないことを高らかに宣言。

そんなロジャーの様子を嬉しそうに見つめるレイリーは身を引こうと考えたのか、ハチノスへ行っても船で留守番し、シャッキーの店に顔を出しませんでした。しかし、レイリーの不在に明らかに落ち込むシャクヤクを見て複雑そうな表情のロジャー。好きな女性の寂しげな顔をみて「レイリーのヤローなぜ来ねェ!!」と内心焦っているようでした。

シャクヤクの気持ちは嬉しいけれど船長思いが先行するレイリーと、シャクヤクの気持ちを汲み取り冷静になるロジャー、まっすぐレイリーを想うシャクヤク……となんだか複雑化する恋模様。ここから、ロジャーが惚れたシャクヤクのためを思ってこそ身を引くというルートも見えてきたように思います。

一方、同じくシャクヤクに夢中だったはずのロックスは、以前より熱が落ち着いた様子。どうやらシャクヤクとは別の女性と結ばれ、子どもが生まれたようです。

シャクヤクからは「満たされた顔しちゃって」、バッキンからは「女は勿論 子供でも生まれた様な多幸顔じゃん」と言われているロックス。ティーチ(後の黒ひげ)が生まれたばかりなのか、かなりの幸せ全開オーラを放っていたんですね。「全方向秘匿案件」とのことですが、女性陣にはバレバレです。

ひと足先にシャクヤクから身を引き、自分の幸せを見つけたロックス。現代の私たちに喩えるなら、全力の推し活を卒業して身近にいる大切な人との愛を見つけたといったところでしょうか。どんな女性と結ばれたのか気になりますね。

 

シャムロック&シャンクス誕生!

そして今回は、ガーリング聖の姿も登場。2年後に行われる「先住民一掃大会」開催地にゴッドバレーを推薦する様子が描き出されました。

さらに当のゴッドバレーでは、ついにシャンクスとシャムロックが誕生!

彼らの母である赤毛の女性の後ろ姿が映っていますが、その全貌は謎に包まれています。彼女が周囲の人々から“聡明”と言われていることや、彼女自身の“おじ様”という言葉遣いからして、気品があり身分が高そうな印象を受けますが、どんな人物なのでしょうか。

また、シャンクスとシャムロックに父がいないと言われているのも気になるポイント。

ガーリングがゴッドバレーの女性と結ばれできた子どもたちがシャンクスとシャムロックだと考えるのが自然ですが、その後に自分の子どもたちが生まれた地を襲ったのなら鬼畜と言わざるを得ません。ゴッドバレー事件の際の「見ていろ子供達…」(第1096話)という言葉の聞こえ方もだいぶ変わってきます。

一部の読者の間では、ガーリング聖の「とんでもないもの」を発見したという発言と生まれた子どもたちがシャン“クス”とシャム“ロック”である点をふまえて、実はシャンクスたちがガーリングの実子ではなくロックスの子ではないかという見方もあるようです。そうなると彼らはティーチとも兄弟ということになる興味深い説ですが、成長したシャンクスたちはしっかりガーリング似なんですよね。

考えれば考えるほど次回が待ち遠しくなる展開、みなさんはどう考えましたか?

 
[文/まりも]

 

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