太陽の家横濱羽沢 地域の絆で作ったツリー 園児や児童も協力
特別養護老人ホーム「太陽の家横濱羽沢」=羽沢町=に、地域住民らと作ったクリスマスツリーが姿を現した。
同施設でフラワーアレンジメント教室を開催し、片倉を拠点とする生花店「etFleur(エフルール)」の野口良太郎さんが他地区での事例を参考に、施設利用者や地域住民とのツリー作りを提案。同施設では、近隣住民を招いてのイベントや施設スペースの提供を行うなど地域貢献活動に力を入れており、快諾してツリー作りが始まった。
野口さんが選定した5つの木をベースに手作りでできたツリー本体。そこに利用者や地域住民が持ち寄った様々なオーナメントや電飾をつけて鮮やかなクリスマスツリーが完成した。企画には150人以上が参加。同施設に併設された保育園の園児や、花植えなどで交流のあった神大寺小学校の児童らも足を運び、飾りつけを行った。児童たちからは歌のプレゼントもあったという。
施設を運営する社会福祉法人ユーアイ二十一の石渡庸介理事長は、「地域との相互交流が大切。施設を身近に感じてもらいたい」と話す。ツリーの展示は12月26日頃まで。見学や飾りの持ち込みもOK。