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地域に響く伝統の音 小田原囃子多古保存会が演奏

タウンニュース

地域に響く伝統の音

小田原囃子多古保存会(磯崎照久会長)が1月5日、白山神社で新春恒例の「太鼓初め」を行った=写真。

江戸中期ごろ、当時寺町にあった歌舞伎小屋「桐座」で芸人が前座で披露した葛西囃子を地元の青年衆が習い伝えたと言われる多古地区の小田原囃子。1960年に保存会を設立し、その伝統を受け継いできた。

この日は小学生から大人までのメンバーが奉納演奏を披露。地域住民や牧島かれん衆議院議員、佐々木奈保美衆議院議員、小澤良央県議らが見守った。磯崎会長は「昨年は小田原オペラの公演やITTO理事会での演奏など、新しいことにチャレンジしてきた。今年もいろいろなところで演奏していきたい」と話した。

同保存会は現在、メンバーを募集している。(問)磯崎会長【電話】090・7256・5609

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