エシカル・インフルエンサーイベント「ELEMINIST MEET Vol.4」開催
バラエティ豊かな8ブランドが集結
東京・青山にて6月28日(金)、「ELEMINIST MEET(エレミニストミート) Vol.4」が開催される。エシカルへの興味や関心の高いインフルエンサーのほか、サステナブルメディア「ELEMINIST(エレミニスト)」の読者ら約100名が招待される。
来場者は出展ブランドの商品を試食したりサンプルをもらったりできるのが魅力。さらにトークライブも行われ、最新の環境問題に関する情報や、ブランドのものづくりにおける想いや背景について知る機会となる。直接ブランドの担当者とコミュニケーションをとれる貴重な場だ。
4回目となる今回は、食、美、生活用品、ファッションなど、サステナブル・エシカルな取り組みを行うバラエティ豊かな8ブランドが集まる。
出展ブランド1:ECOPET®︎(帝人フロンティア)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●ニオイ対策ができて可愛く衣類を包める「ECOPET® ニットバッグ」を発売
●リサイクルポリエステル繊維「ECOPET®」と抗菌防臭機能のある「Ecopure®」を採用
●単一素材で高機能&易リサイクル設計
使用済みのペットボトルや、衣料品、繊維くずをリサイクルしたポリエステル繊維「ECOPET®︎(エコペット®︎)」を開発してきた帝人フロンティア。このたび、ELEMINISTとコラボして「ECOPET®ニットバッグ」を開発した。
「ECOPET®ニットバッグ」は、「可愛くて、ニオイ対策ができて、環境にも配慮されているバッグ」がコンセプト。見た目の可愛らしさと使いやすさを重視して、風呂敷のようなデザインにしている。
素材は、生地表面を弱酸性にpHコントロールし抗菌防臭効果が期待できる「Ecopure®(エコピュアー®)」と「ECOPET®」を組み合わせた。さらに、衣料品は複数の素材を組み合わせてつくられるケースが多いが、役割を終えた後のリサイクルが効率的に行えるように、単一素材でつくっている。スポーツシーンのほか、旅行時など、さまざまな使い方ができるニットバッグが誕生した。
<当日用意されるプレゼント>
イベント当日は、ELEMINISTとのコラボ商品「ECOPET®ニットバッグ」を展示。ぜひ実際に手で触れてみて。さらに、ECOPET®︎を用いた強度のある和紙ナオロンを展開している山梨県の和紙メーカー・大直(おおなお)のブランド「SIWA|紙和」のパスケースを来場者にプレゼントする。
<会場での商品の購入>
可(当日のみ有効の送料無料コードを発行)
<トークライブ実施>
ELEMINISTとコラボした「ECOPET®ニットバッグ」開発の裏側とともに、素材・デザインのこだわりなどについて紹介する。
出展ブランド2:618scallop powder(レルムナチュレジャパン)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●貝殻のごみをアップサイクルしている
●生活排水の汚れを改善。美しい海や川の水を守る
●製造工程においても環境資源削減の取り組み
年間15万トンもごみとして出てしまうホタテの貝殻。そんな従来捨てられていたホタテの貝殻をアップサイクルしたのが「618scallop powder」だ。2023年度は約7トンの貝殻を活用して、ごみの削減に貢献している。
ホタテ貝殻以外のものは一切添加せず、100%天然成分のみのパウダーは、水に溶かしてスプレーボトルに入れれば、家中の掃除に使える万能アイテムになる。最大pH12の強アルカリ水のため、消臭・除菌まで叶い、掃除、洗濯、食器洗いなど、幅広く使える。おまけに、ホタテパウダー水は排水管や河川を綺麗にしながら自然に還るため、生活排水で海や川の水を汚す心配がない。
使った人からは「くらしがシンプルになった」「用途ごとに洗剤を用意する必要がなくなった」といった声が多いという。また、製造工程でも電気などの資源の利用は最小限に抑え、ほとんどの工程を手作業で行っている。使用済パッケージの回収も行い、量り売りイベントなどで再利用している(使用済パッケージ10枚を集めて送ると、製品1つと交換できる仕組み)。
<サンプルのプレゼント>
イベント当日は、ミニサイズの618scallop powderをプレゼント。
<会場での商品の購入>
可(PayPayまたは現金)
<トークライブ実施>
618scallop powderの背景にあることをはじめ、ホタテパウダーの具体的な使い方についてもトークライブで紹介する。
出展ブランド3:CARIUMA(カリウマ)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●靴の素材からパッケージまですべてにおいて環境配慮を徹底
●1足の販売につき2本の植林を行い、これまでに250万本の木を植林
●B Corp、Positive Luxuryを取得した企業
「CARIUMA(カリウマ)」は、2024年2月に日本に本格上陸をはたした、ブラジル発のサステナブルな新世代スケートボードシューズブランド。プロやトップアマチュアに支持されるスケートボードシューズと高品質なカジュアルシューズを軸に展開している。
同ブランドの魅力は、コットンにはオーガニックコットン、ゴムには樹自体を傷めない方法で採取した天然ゴム、インソールにはサトウキビ、マモナオイル、コルクなど、素材からパッケージまで、すべてにおいて環境配慮を徹底していること。
さらに、1足の販売につき2本の植林を行い、これまでに250万本の木を植林している。ただ木を植えるだけでなく、もともとあった環境の多様性を模倣するために、在来種と非在来種の両方の種子を植え、生態系の回復のアクションも行っている。スケートボードシューズブランドとして史上初のB Corp認証を取得し、製造過程から従業員の労働環境についても配慮した企業として認められている。
<当日用意されるプレゼント>
イベント当日は、CARIUMAのシューズを展示するほか(試着も可能)、来場者にトートバッグをプレゼントする。ぜひCARIUMAのシューズを目で見て、触って、魅力を感じてみて。
<会場での商品の購入>
なし
出展ブランド4:ひらけ、カカオ。(明治)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●「メイジ・カカオ・サポート」でカカオ農家支援活動を実施
●「ひらけ、カカオ。」のスローガンのもと、カカオの新素材の開発
●カカオハスクなど、カカオの未活用部位のアップサイクル
「MCS(メイジ・カカオ・サポート)」は、明治が2006年から行っている、独自のカカオ農家支援活動だ。カカオ豆生産の持続可能性を高めるために、産地に直接足を運んだり、さまざまなパートナーと協働したりしながら、カカオ豆の品質向上への技術支援や農家の生活向上、地域の環境保全・回復などの社会課題解決に取り組んでいる。
さらに、明治では「ひらけ、カカオ。」をスローガンに、チョコレートにとどまらない、カカオの可能性を引き出す取り組みも実施。カカオ豆に含まれる「カカオフラバノール」を独自の技術で抽出した赤いエキスは、カカオの果汁と合わせることで、チョコレートとは全く違う味わいとなる。
さらに、これまで積極的に活用されてこなかったカカオハスク(カカオ豆の皮)などを活用するべく、さまざまな商品やソリューションをパートナーとともに開発している。
<当日用意される試飲>
イベント当日は、カカオ豆に含まれる「カカオフラバノール」を独自の技術で抽出した、赤いエキスと、カカオ果汁を使用した「カカオフラバノールドリンク」の試飲を用意している。
<会場での商品の購入>
なし
出展ブランド5:ニコラ・フィアット、海洋深層水(ビオセボン)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●100%オーガニックのブドウを使用したシャンパーニュ「ニコラ・フィアット」
●全店で人気のバルクフーズ(量り売り)
●リサイクル可能な紙容器に入った「海洋深層水」
フランス発のオーガニックスーパー「ビオセボン」では、‟オーガニックを日常に”をテーマに、食料品から日用品までオーガニック商品を取り揃えている。
今回のイベントでは、フランスで一番愛されているシャンパーニュブランド「ニコラ・フィアット」をご用意。環境に配慮した方法で生産された100%オーガニックのブドウを使用し、化学薬品は一切不使用。さらに、持続可能なブドウ栽培の発展を支援するため、技術的アドバイザリーサービスを1998年から無料で実施するなど、環境に配慮した取り組みも積極的に行っている。
また、ビオセボンといえば全店で人気なのが、バルクフーズ(量り売り)。ドライフルーツやナッツ、チョコレート、グラノーラなど、好きな量(20gから)で購入できる。紙袋を使用し、プラスチック包装資材削減に貢献しており、フードロス削減につながる。
<当日用意される試食・プレゼント>
「ニコラ・フィアット」オーガニック エクストラ ブリュットの試飲と、ビオセボンで人気のバルクフーズ(量り売り)「ナッツ・チョコレート」の試食をご用意。さらに、リサイクル可能な紙容器とBONSURCO認証のサトウキビ由来素材のキャップを使用した「海洋深層水」をプレゼントする。
<会場での商品の購入>
なし
出展ブランド6:YORISOU CURRY(ヨリソウカレー)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●動物性食材不使用
●アレルギー食品28品目不使用
●おしゃれなパッケージ
「YORISOU CURRY(ヨリソウカレー)」は、カレーの定番食材である肉をはじめ、動物性食材を使っていないプラントベースのカレーだ。魚類ももちろん、小麦・えび・かに・くるみなどを含むアレルギー食品28品目も不使用。動物性食品を控えたい方、食物アレルギーで食事に制限がある方、グルテンフリーが気になる方、あるいは食べ物に制限のない方でも、みんなが同じ食事を楽しめるようにと開発されている。
野菜の旨味をしっかりと引き立てながら、スパイス・ハーブ15種類をブレンドしており、本格派の味わいが魅力だ。そのままライスやパンと食べても十分スパイスカレーが楽しめるが、お好みの野菜をプラスしたりアレンジもしやすい。1袋99kcalと低カロリーだから、夕食が遅くなってしまったときも罪悪感なく満足できる。
「ベジタリアン」「ヴィーガン」と聞くと、ハードルが高そうと思う方がいるかもしれないが、「YORISOU CURRY」はだれにでも手に取りやすいようにと、あえてカレーの写真は使わないおしゃれなパッケージデザインに仕上げている。
<当日用意される試食>
イベント当日は、「YORISOU CURRY」の試食をご用意。肉好きの方やグルメの方にも満足できる味わいをぜひ体験してみて。
<会場での商品の購入>
可(現金・VISA・Mastercard・American Express・iD・交通系IC)
出展ブランド7:UNUA(ウヌア)
<サステナブル・エシカルな取り組み>
●日本一のすだち生産を守る取り組み
●肌にも環境にもやさしい植物のチカラを借りるサステナブルなアロマセラピー
●100%植物由来・ヴィーガン対応オイル
徳島県産のすだちは、全国の生産量の約98%を占め、県のシンボルともいえる特産物。だが生産者の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の拡大など多くの問題を抱え、すだちの生産量は減少している。そんなすだちをヴィーガンオイルとしてブランディングし、農家さんたちをサポートしているのが、「UNUA(ウヌア)」だ。
UNUAの運営会社は、徳島市内にアーユルヴェーダサロンを展開するほか、その経験と有資格者のスキルを活かして、重度の障がいをもつ児童の受け入れも可能な多機能型児童デイサービス、徳島大学病院内の美容室を開店。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」というミッションに積極的に取り組んでいる。
そんな背景があって生まれた「UNUA」は、100%植物由来でヴィーガン対応。合成香料や有害な添加物は一切含まず、動物由来成分不使用、クルエルティーフリーだ。酸味とスパイシーさが特徴のすだちの香りは、老若男女問わず誰からも愛されるもの。とてもやわらかいテクスチャーで、しっかり潤うけれど、べたつきが残らず、肌にすっと入ってくる使い心地も魅力的。
<サンプルのプレゼント>
「アロマティックリッチリピッドミニ」のサンプルをプレゼント。メインノート「すだち」の香りと、豊かな余韻を感じるラストノートまでの香りの経過を楽しんでみて。
<会場での商品の購入>
可(VISA・Mastercard・JCB・American Express・Apple Pay ・PayPay)
ブランドの生の声を聞ける!トークライブも開催
ELEMINIST MEETでは、トークライブも開催。登壇するのは、「ECOPET®︎(帝人フロンティア)」と「618scallop powder(レルムナチュレジャパン)」。ブランド担当者が、各プロダクトのストーリーや込められた想いを紹介する。プロダクトの疑問や素朴な質問もぜひ直接聞いてみてほしい。(写真は、ELEMINIST MEET Vol.3でのトークライブの様子)。
パタゴニア Tシャツアート特別展示
これまでも環境に配慮した取り組みを進めてきたパタゴニア。世界的なアーティストと協同で、環境問題に関連したアートをTシャツにプリントしてきた。今回はそんなパタゴニアの最新のTシャツアートをELEMINIST MEETの会場に展示する。グラフィックアーティストたちは、ただのイラストレーターではなく、アウトドアを生きるマウンテンバイカー、トレイルランナー、 アングラー、サーファーなどの多種多様な集団だそう。ユニークなイラストを通して、ぜひ地球について考えるきっかけにしてほしい。