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青木宣親選手引退試合でチケット詐欺 容疑の大学生の男逮捕 名張署

伊賀タウン情報YOU

名張署庁舎=名張市蔵持町芝出

 三重県警名張署は1月22日、詐欺の疑いで、大分市の大学生の男(19)を逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。

 発表によると、男は昨年10月2日開催のプロ野球の観戦チケットを販売するとSNSに投稿し、購入を申し込んだ名張市の男子大学生(21)に対し、9月14日にチケット2枚分として1万1600円分の電子マネーを送らせ、だまし取ったとされる。

 同署によると、このチケットはヤクルト-広島戦(神宮球場)で、ヤクルト・青木宣親選手の引退試合だった。電子マネーを送った翌日に相手のSNSアカウントが消え、不審に思った男子大学生が同署に相談。同署が10月28日に被害届を受理し、捜査で男が浮上した。

 調べに対し、男は「チケットを売る名目でお金をもらったが、お金を返すつもりがなかったわけではない」などと話しているという。

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