コスパ最強のムートンジャケットはどうよ?
欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「ジャックダニエルの取材でアメリカ・テネシー州に行ってきた。驚いたのは、ナッシュビルに古着ショップが多かったこと。中には弊誌「Lightning」をたくさん置いてくれているお店も。取材に行ったらVIP待遇でした(笑)」と語る革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!
MORGAN MEMPHIS BELLのTYPE B-6
俺のやっているYouTubeチャンネル『モヒカン小川のレザーチャンネル』の中でも、上野系は人気コンテンツ。何度か取り上げてはいるんだけど、GWに上野を訪れる人のために、新たに動画を撮り下ろした。このライトニングが出る頃には、もう配信されているはずだ。上野って、革ジャンの名店がひしめき合う“レザーラバーの聖地”。地方に住んでいる革好きの方も、上野に行ってみたいと思っている人が多いのでは? 是非『モヒカン小川のレザーチャンネル』を御覧ください!
……と宣伝はこれくらいにして、その撮影時にミリタリーの老舗・中田商店にも顔を出し、色々物色していると、中田哲二さんから「モーガンのB-6はおすすめだよー」と言われ、見せてもらうことに。もちろんモーガン メンフィスベルは昔からよく知っていた。とにかくお値打ち価格で、コスパのいいフライトの印象があったんだけど、いや〜このB-6はマジで凄かった!
だってムートンが高騰するこの時代で、お値段なんと10万8000円。羽織ってみると、ムートンの肌触りもよく、身体に吸い付く感じがたまらない。思わず、即ゲットしちゃった。確かに40万円以上する他社のB-6と比較すれば多少のアラはあるかもしれないけど、そんなのは想定の範囲内。そんなことより、この価格でゲットして、ガンガン着倒すのもアリじゃね? ペイントしたり、カスタムベースとして遊ぶのも楽しそう。やっぱり上野は聖地だな。
モーガン メンフィスベルとは、第二次大戦中の米陸軍航空隊B-17爆撃機「メンフィス・ベル号」の機長を務めたロバート・K・モーガン氏の名前を冠したブランド。このB-6はシープムートンを採用した本格仕様。ディテールもオリジナルを踏襲し、フライトファンも納得の仕上がり。10万8000円(中田商店 https://www.nakatashoten.com)
B-3のようなアジャスターベルトではなくジッパーで腰周りを調節できるのがB-6の特徴。フィット感を高めることができる。
ラベルもオリジナルを彷彿させる本格仕様。モヒカン小川の着用サイズは38。ぴったりとスタイリッシュに着こなせる。
USAAFのインターミディエイトゾーン用フライトジャケットB-6。この後、B-10やB-15系へと進化を遂げていく。