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アユルアー釣行でアユ7匹キャッチ【京都】海釣り用ベイトフィネスタックルを流用

TSURINEWS

アユルアーに体当たりしてきた個体を仕留める(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

今回はアユ用のルアーでアユを狙う釣りをしました。暑さが増して川の水温が高くなっているこの時期、水深30cm以下でも流れの強い浅瀬を狙って元気なアユを狙います。

浅瀬でアユルアー釣行

前日も夕方には雷雨があり、天候不順な時期ですが、日中に川に入って涼みながら釣りを楽しもうと思い立ちました。

アユルアーが浸透しているのか、漁協の方と話していたところ、ルアーで狙いに来る人よりも投網で根こそぎ捕る人が増えているため、見回りも増やしているとのこと。アユが少なくなってしまっている様子でした。

使用したタックル

7フィートのライトソルトゲーム用ベイトフィネスロッド、リールはダイワの月下美人AIRTW、ラインもダイワの月下美人PE0.6号とライトソルトゲームタックルのまま、リーダーは短く2号の秋イカエギングで使用しているサンラインのソルティメイト エギリーダーSV-I。

ルアーは鮎専用ルアーのジャッカルのオトリミノー104です。

浅瀬でアユをキャッチ

ここはかなり浅い流れの強い浅瀬。所々に黒い岩があり、アユが好む苔が生える場所で、水深20〜30cmほどしかないポイントです。

ポイントに選んだ浅瀬(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

ちょっと深い激流ポイントとは違い、縄張りを意識したアユがいるか狙ってみました。HL煌鮎カラーが良さそうなのでシンカーもなしで流れにキャスト。うまく泳いでいるのが目視できました。

ここで岩に当ててから流れに合わせてステイするとゴンとアタリ。この流れの中でジャッカルのオトリミノーはうまく泳いでくれて、ステイでも囮アユのような艶めかしいアクションで苔を食むような動きが出しやすいです。ちっちゃいヤツですが、早速アユがヒット。やはり苔を捕食しているアユが入っていました。

ピンポイントにキャストしてから黒い岩にステイするとググンとアタリが出て追加、アユが苔食みしているタイミングに当たったのか、同じようなポイントを狙ってはキャッチしましたが、サイズが伸びません。

小ぶりなアユがヒット(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

最近のアユはかなり小ぶり

ベイトフィネスタックルなのでピンポイントにキャストするのもやりやすいです。激流のちょい深場での狙いとは違い、川の中に入って上流から下流へキャストし、上流に引いてきて良さそうな岩の周りを狙うこのやり方で、うまく苔の付いた岩の下流ステイや横でステイするとアタリが増えます。

また漁協の方に出会い、釣果報告をして話していたら、こないだ放流したアユはかなり小ぶりだったと言われました。あと数日後にまた放流すると言うので狙いに来たいのですが、休みと合わないので大漁にはならないかな(笑)。またこの支流には本流からも小さなアユが入ってきているとのことです。

アユルアーで順調に数を伸ばす

さらに下流へ進むと、流れが今まで以上に早いうえにさらに浅い場所に着きました。ここではアユが苔を食んでいる姿が見えます。

場所を変える(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

さらにピンポイントにキャストすると、岩の手前でアタリ。アユルアーへの攻撃が明らかに見え、鮎がいました。ここでもかなり浅く流れが早い瀬に来て投げて黒い岩の横を通しステイすると、良いアタリが来ました。

アユがサイズアップ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

荒天となり納竿

ここでサイズアップして川の流れが強い浅瀬がキーポイントだと思い、アユルアーを通すとやはりアタリが出ます。追加して良い感じだと思っていたらゴロゴロと雷鳴が鳴り出し、空を見るとグングン発達する雷雲が発生していました。

雲行きが怪しくなる(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

急いで車に戻り、乗り込むと雨が降ってきました。山間にあるここは内陸で、雨が降っていなくても急に降ってくるポイントです。ゴロゴロがだんだん増えてきたので納竿としました。

釣り終了&振り返り

15時30分に終了となってしまいましたが、7匹釣れて、激流ポイントとは違い浅い瀬を狙ってみて、アユルアーの動かし方や狙うピンポイントが発見できて楽しかったです。泳いでいるアユのサイズが小さくなっていたので、もうワンサイズ小さなルアーを持ってくるともっと釣れたのではと感じました。

しかし、流れの強い中での浅瀬ではカラーもナチュラルな方が良く、アタリが出て、竿先を上げてルアーを泳がせながらの苔のきれいな黒い岩元でのステイが有効だったので、狙う場所に応じて、ルアーアクションも変えることが大切だと実感できた良い釣行となりました。

最終釣果(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

<田村昭人/TSURINEWSライター>

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