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阪急中山観音駅からすぐ中山寺山門前にある『魚安』へ
おうどんを食べに行って来ました♪

玄関前のたたきが清められており、とても清々しいです。

ぜんざいも白玉ぜんざいも美味しそうです。

画像の手前にもテーブル席があり、店内は広いです。座敷の向こう側には紅葉した木々とともに池も見えます。お座敷があるのは小さなお子様連れにも嬉しいですね。

こちらはメニューの一部、麵類、うどんと蕎麦があります。他に鉄火巻、ばってら、マグロ丼、天丼や親子丼、うなぎなどもありました。ビールや日本酒、ソフトドリンクなどもありました。

【寒い冬にはやっぱり温かいメニューが嬉しい！】
注文後に厨房から天ぷらを揚げる音が～♪

梅うどん定食　しそ巻付　1,200円
運ばれて来た途端に、お出汁のいい匂いがします。思ったよりも梅干が大きく存在感があります。しそ巻も美味しそう！

麵はしっかりとした太めの麵でした。ゆで方は硬くもなく、柔らかすぎでもなくて、ちょうど良いゆで加減で食べやすい麵です。お出汁は昆布とかつお節、やさしい美味しいお出汁です。

さつまいもと海苔の天ぷら、かまぼこにネギ、海苔の天ぷらがのっています。おうどんに海苔の天ぷらって意外と珍しいように思いましたが、美味しくいただきました。存在感のある梅干は、爽やかな酸っぱさ！お店の方に「手作りですか？」とお聞きしたら、「和歌山県の梅干で、大きな梅干はプロの方に漬けていただいています」ということでした。

しそ巻は、酸っぱくて甘くて梅と紫蘇が爽やかで美味しすぎます。別でお持ち帰りを注文すれば良かったなぁと思いました。中山寺の梅園にちなんだ『梅セット』、人気のセットになっているそうです。

こちらは、天ぷらうどん　1,200円　いなり寿司　2個　240円
茄子、レンコン、さつまいも、海老天、海苔の天ぷら、かまぼこ、ネギが入っています。天ぷらは揚げ立てでサクサク！天ぷらうどんだけでもボリュームある内容です。別注文のいなり寿司は2個から注文できます。寿司飯に、ニンジンとレンコンが少し混ぜてあり、懐かしい味のいなり寿司で、おうどんにとってもよく合う組合せでした。

【魚安？う越安？店名は？】
素敵な神棚さま。

柱には「う越安」の立派な店名が。「う越(を)安は誠心(まごころ)にぎる鮮度の高い寿司処　お客満腹 お顔ふくふく」と書いてあるようです。大阪の湯川徳太郎氏の印も押してあります。湯川徳太郎氏を調べてみると大阪にある花月堂の創業者、昭和21年創業と書いてありました。
「うお安」を「う越安」と書いてあるのも歴史を感じられます。暖簾やお店の看板は「う越安」を使われています。

お店の歴史についてお聞きすると、お店に飾ってある書状を見せていただきました。「初代の祖父が飲食店の許可をいただいた時のものです。昭和24年の兵庫県知事は岸田幸雄さん。所在地も宝塚市になる以前の川辺郡長尾村中山寺大芝と書いてあります。このお店は阪神・淡路大震災の時に建て替えました」。代々この地でお店を営んでいらっしゃる、とても素敵なことだと感じました。

お店を出たら中山寺です。境内には綺麗に咲く「皇帝ダリア」が。「初詣」の横断幕も掲げられお正月の準備も進んでいるようです。大晦日は戌の日、お正月も多くの参拝者で賑わうことだと思います。

魚安も「大晦日の戌の日もお店を開けて、お食事を楽しんでいただけるように、いつもより早く大掃除をします」とのことでした。

年末年始の慌ただしくも寒い季節ですが、魚安のおうどんでほっこり、体の中から温まりました。次回は、お蕎麦とぜんざいを食べに行きたいと思います。

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信 TAでした。

魚安
兵庫県宝塚市中山寺2-6-6
0797-86-2635
月・火・木・土・日曜　10:00～15:00
※延長の場合あり
水曜休※大安・戌の日は営業、翌日休業
年末年始は営業時間変更あり
駐車場なし※近隣にコインパーキングあり