西区第六地区 1年間の無火災で表彰 区内で8年ぶり
西区の第六地区自治会町内会連絡協議会が1年間の連続無火災を達成したとして、7月17日、西区役所で表彰された。同協議会の畑信幸会長が菊地健次区長から感謝状を受け取った。区内で1年間の連続無火災表彰が行われたのは8年ぶり。
世帯数9000を超える大所帯の地域でありながら、2023年6月19日からの1年間、ぼやなど小さな火災も1件も発生しなかった。畑会長は「一般家庭で1年火災がないのは当たり前だと思うが、それが9000世帯ともなるとすごいこと。皆さんの日頃の協力に感謝です」と話した。
同地区では、1年に1回、各自治会に設置している初期消火器具を誰もが使えるようにと訓練を行っている。また、定例会で消防署から伝えられる火災事例や季節ごとの注意喚起などの情報を住民に共有し、火災予防の啓発をしている。
西消防署の和知治署長は「西区は木造の建物が密集している場所も多い。火災時にはいかに迅速に対応できるか、地域の力が大切になる」と話す。菊地区長は「今後も消防とともに火災予防への声かけを行い、区民の皆様を守っていきます」と話した。