武山支援学校 性の多様性知る学ぶ
横須賀市武にある県立武山支援学校で9月4日、性の多様性について学びを深める特別授業が行われた。講師を務めたのは朝日新聞横浜総局エリアリポーターの芳垣文子氏。外部講師を招き、ジェンダーに関する講演を実施するのは同校初の試みで知的高等部の1〜3年生を対象に行われた。
講演では、「医師」というワードを元にクイズを実施。言葉の印象から医師が「男性」であると認識する生徒が大多数であり、固定観念を取り払う重要性を説いた。ほかにも男女の賃金格差など、社会的課題にも触れ、生徒らは興味津々な様子で耳を傾けた。
芳垣さんは自身が社会人になった十数年前と比べ、「男女格差などは改善されつつある。希望を持って社会に出てほしい」とエールを送った。