話題のエコイートが新潟市の子ども食堂にお菓子など寄付、本格的に支援活動をスタート
3月18日にエコイート泰平橋店内で行われた支援節い引き渡しの様子
NPO法人「日本もったいない食品センター」(大阪府摂津市)が運営する食品ロス削減ショップ「エコイート」の新潟第一号店エコイート泰平橋店(新潟市東区)は、NPO法人Lily&Marry’s(山田彩乃理事長)が運営する「地球の子供食堂と宿題Cafe」に支援物資を提供。3月18日にその引き渡しが、同店舗内で行われた。
新潟市東区のエコイート泰平橋店
同NPOは食品ロス、困窮世帯の増加という社会課題解決を目指し、エコイートを事業展開。メーカーや卸商社から廃棄予定の飲料や食品を買取または無償で引き取り、その中から消費期限残にかかわらず安全かつ美味しく食べられるものを店頭で格安販売している。オープン時は大いに話題となり、多くの買い物客がレジ前に長蛇の列をなした。現在も、消費者の「買い物をするだけで社会貢献できる」という意識からか、安定した客足を確保している。
エコイート事業は、当初より食品ロス削減と困窮世帯支援を目指し、各地で積極的に支援活動を展開し、実績を上げてきた。ここに来て新潟も体制が整い、本格的に支援活動にも乗り出す。店舗の売り上げから一定の割合で、寄付や支援活動に充てることもルールとして定められている。
3月18日の支援物資引き渡しに先駆け、既に泰平橋店では一般家庭への支援を開始している。
「先日、本部を経由して支援要請をいただいたご家庭に物資を届けました。基本的には申し出があれば、どんなご家庭にも支援はしていく予定です。支援に際して何項目かヒアリングはさせていただきますが、収入、年齢、家庭環境などに基準は設けていません」(株式会社スリーエコ・後藤健太さん)
※エコイート泰平橋店から:支援活動は基本的に「店舗に取りに来られる方」です。「交通手段がない」「寝たきりで動けない」などやむを得ない理由がある方は個別にご相談ください
「お菓子など、プラスアルファの支援は本当にありがたい」と感謝を述べるNPO法人Lily&Mary`sの山田彩乃理事長
3月18日は、ポップコーンやスポーツドリンクなどに加えて、季節商品のひなあられも寄付された。
支援物資を受け取ったモデル・タレントの山田彩乃理事長は「子ども食堂では普段の提供がどうしても食事中心なので、お菓子やドリンクなどプラスアルファのお楽しみを提供していただけるのは本当にありがたい」と感謝を述べた。
「メーカーやベンダーの皆様にもますます認知が広がり、さらに多くの方面から協力を仰ぐことができるようになれば」(スリーエコ・東潤社長)
支えあう社会の実現に向けて、エコイート事業はますます拡大していく。
【エコイート泰平橋店公式Line】
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