知っていれば「お風呂の排水口」汚れは怖くない!3つのお掃除習慣「節約にもなる」
ゴミをとったばかりだと思っていたのに、あっという間に水の流れが悪くなる我が家のお風呂の排水口……。蓋を開けると、ひどい汚れに目を背けたくなってしまいます。汚れがひどくなればなるほど、排水口の掃除は大変になってしまいます。排水口のお掃除を簡単にするには、汚れを未然に防ぐ対策が必要です。ライオンケミカル株式会社の方にその秘策を教えて頂きました。
◆【写真で学ぶ】◆⇒3つのうちの1つを答え合わせする【3つのお掃除習慣】
教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社
ライオンケミカル株式会社は、明治18年創業。蚊取り線香、消臭剤、洗浄剤、入浴剤など人々の生活に根付いた日用品を開発・製造・販売している。創業140年以上の技術、豊富なノウハウを生かした安全で継続的に信頼できる商品作りを目指して、多種多様な商品を展開している。
排水口の汚れを予防する!
長時間放置してしまうと、悪臭や排水の詰まりなどにつながる排水口の汚れ……。トラブルを防ぐためには、日頃からの予防が大切です。今すぐ実践できる、排水口の汚れを未然に防ぐための3つの秘訣をご紹介します。
1: こまめなお手入れを習慣化する
排水口をきれいに保つために、2つのお手入れを習慣化しましょう。こまめな掃除は悪臭の防止や排水の流れをスムーズに保つだけではなく配管の寿命を延ばすことにもつながるため、長期的には手間とコストの節約になります。
習慣1. 入浴後はゴミを取り除く
入浴後は、すぐに排水口周りの髪の毛やゴミを取り除く習慣をつけましょう。汚れの蓄積を大幅に抑えることができます。
習慣2. 週に1回は排水口の内部を掃除する
週に1回程度は排水口の内部まで掃除するようにしましょう。ぬるま湯に重曹を溶かしたものを流し込むことで油脂や石鹸カスが分解されやすくなります。また月に1回程度は、市販のパイプクリーナーを使うのも効果的です。
※パイプクリーナーを使うときは必ず説明書をよく読み、適切な量と方法で行ってください。
2. ゴミ取りシート・ネットを活用する
お風呂の排水口の汚れを予防するには、ゴミ取りシート・ネットが有効です。これらのアイテムは髪の毛や皮脂・石鹸カスなどの汚れが排水口に直接流れ込むのを防ぎ、排水管のつまりを未然に防ぐ役割を果たします。
排水口にあったものを選ぶ
ゴミ取りシート・ネットを使うときは、まず排水口の形状に合ったものを選びましょう。排水口にしっかりと固定することが大切です。
<ゴミ取りシート>
・ゴミ取りシートは、薄くて柔軟な素材でできているため排水口にぴったりとフィットする特徴があります。
<ゴミ取りネット>
・ネットタイプは耐久性が高く、長期間使用できるのが特徴です。
どちらの場合も、使用後は軽く水で流すなどのメンテナンスを行い、定期的に交換しましょう。
3. お風呂を使ったあとは水で流す習慣を
お風呂を使ったら、浴槽の水を抜く際にシャワーで排水口周辺を軽くすすぐようにしましょう。水で流すだけで、髪の毛や皮脂・石鹸カスなどが排水口に溜まりにくくなります。特にシャンプーやボディソープを使用した後は、残留物が排水口に付着しやすいため、しっかりと水で流しましょう。
またお湯を抜いた後も、数秒間シャワーを流し続けることで、配管内の汚れも一緒に流すことができます。この簡単な習慣が、長期的には排水口のつまりや悪臭の防止につながります。
いかがでしたか? 排水口の汚れ予防策を日常的に行うことが、排水口の大掃除の頻度を減らすことにつながります。大掃除を何回もすることは大変ですが、ちょこっとお手入れを毎日の習慣に取り入れることはズボラな筆者でもできそうです。排水口汚れの予防策、皆さんも試してみませんか?
Mitomi/ライター