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【デビ高橋さんオススメの福岡のお店】朝4時まで中洲の隠れ家でとびきりのワインと料理を!

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生ウニのパスタ

今回の店「JellyBeans」の場所は、中洲中央通りの中洲交番横にあるビルの地下にあり、なかなかわかりづらい。

階段を降りていくと鉄の扉があるのだが、それが閉まっていると、知らない人はなかなか入れないのではないだろうか。
店内は鉄の扉の雰囲気とは違って重厚感があるトラディショナルなスタイルで、ちょっとワクワクする。

「あれ?珍しいね。最近はいつも店におると?」
「時々いますよ。それにしてもめちゃめちゃ久しぶり。」
とオーナーの中川雄一朗さん。

彼は熊本生まれだが、3歳くらいの時にはすでに福岡にいたそうだ。学校を卒業してから不動産や建築関連の仕事をしていたが、24歳の時に独立。当初は建築や内装が主だったが、現在は監視カメラやデジタルサイネージを中心とした会社を経営している。
飲食業については、独立する少し前にうどん屋をやったりしたが、1999年に30歳で中洲4丁目の出会い橋の前あたりに「JellyBeans」をオープン。当時はカウンター10席だけのワインバーだった。高価なワインが1杯から飲めると評判の店で、いつもお客で賑わっていたのだが、とにかく狭くてトイレに行くのがひと苦労だったのを覚えている。

2004年くらいに、那珂川沿いの地下に「ビストロ・ブルターニュ」をオープンした際に、辻調グループのフランス校からシェフを招いたことから本格的な料理の店になったそうだ。
その後「JellyBeans」と「ビストロ・ブルターニュ」を一緒にして広い場所に移転させたり、西中洲に新しい店をオープンしたり、薬院ではもつ鍋と串焼きの店までやったこともあった。
とにかく、中川さんはいろいろな事に挑戦することが好きなのだが、現在は「JellyBeans」だけに落ち着いており、今の場所では7年目になるらしい。

さっそく、中川さんおすすめの料理とワインをいただくことにした。まず最初は「和牛ホホ肉トロトロ赤ワイン煮」(4730円)。水をいっさい使わず、ブルゴーニュワインやポートワインなどで煮込んでいて、トロトロで濃厚だ。これはワインが進むね。

そして次の「人気No.1 温野菜サラダ」(1760円)は、お客のほぼ100%が注文するという大人気メニューで、8~10種類の野菜に醤油ベースのドレッシングがかかっている逸品だ。ボリュームもあるので、野菜をしっかり食べたという満足感を得られる。

さらに、ここに来たら絶対食べたいのが「大人気! 特上! 生ウニのパスタ」(3520円)。ウニのペーストではなく、板ウニを使った贅沢な一品だ。これも濃厚でボリュームがあるよ。

そうそう、入口のところにあるワインセラーには約1000本のワインがあるそうだから、必ず好みのワインが見つかるにちがいない。
15年くらい前には、5日連続で訪れるほどハマったこともあった「JellyBeans」。今では懐かしい思い出だが、これからも定期的に訪問したい店の一軒だ。

メニュー表示は税別価格

LA CAVE JellyBeans(ラ・カーヴ ジェリービーンズ)
福岡市博多区中洲3-2-7 第9ラインビルB1
092-262-0290

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