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遊具で遊んでいたら伝統のエイサーが踊れる!?「コザ運動公園」アスレチック広場は身体が勝手に動き出す!(沖縄市)

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沖縄南インターを降りてすぐの場所にあるコザ運動公園。全島エイサーなどのイベントや試合観戦で訪れるイメージがあるのではないでしょうか?実は、コザ運動公園には子どもたちも楽しめる”アスレチック広場”があるのをご存じでしょうか?!しかも、2023年4月に遊具が新しくなっており、沖縄市ならではの伝統あるデザインに生まれ変わりました。ついつい心が踊りだしてしまいそうになるコザ運動公園アスレチック広場を紹介します。

身体が勝手に動き出す!?エイサーの街のアスレチック

まず目に入るのがダイナミックで個性的な形をしたコンビネーション遊具。うちな〜んちゅならピンと来る方も多いと思いますが、上部の遊具はエイサーには欠かせない「締め太鼓」がモチーフになっています。ついつい「い〜やささ」とエイサーを踊りだしてしまいそうですね。

Welcomeの看板から一直線に伸びる橋をわたると、締め太鼓まで行けるようになっています。ほかにも、よじ上ったりゆらゆらする吊り橋を渡ったりとバリエーション豊かなコンビネーション遊具に子どもたちも大興奮!

締め太鼓の真下には網と手すりがあり、ジグザグによじ上れるようになっています。大人には狭くて入れなさそうですが、小柄な子どもたちはするすると簡単に降りたり上ったりをくりかえしていました。

外側から回り込んで締め太鼓の上にやってきました。中心の白い部分にはトランポリンがあり飛んだり跳ねたりできます。中心の下とつながっている部分からは先ほど下で見かけた子どもたちがひょっこりと顔を出していました。どうやら鬼ごっこをして遊んでいる様子。エイサー遊具での鬼ごっこはいろいろな意味で盛り上がりそうですね!

真横にある斜面には大きな三線をかたどった遊具があります。三線の弦はロープなので、三線の上を歩く際につかまると楽に進めます。ほかの公園ではない斬新なデザインの遊具で、エイサーの街コザらしさが出ていてとてもワクワクしてきます。

斜面を利用した遊具は上にのってみたり、つかまってみたり、坂道の途中で休憩したりといろいろな使い方ができます。地面が人工芝になっているため、おしりをついてすべり台と同じように斜面を滑れます。急な坂道なので、スピードがでてスリルが味わえそうです。一方大人は下から上ってくるのが一苦労…。周りの小学生の子どもたちはへっちゃらな様子です。

丘の上までくると赤が映えるちびっ子向け遊具があります。琉球王朝時代のお城をイメージさせる屋根のデザインや、ところどころにイラストがちりばめられていて遊び心満載!

小さな子の背丈に合わせてお店屋さんごっこや、おままごともできるスペースもついています。一緒に遊びながら、ぜひお子さんがひょっこり顔を出している姿を写真に収めてみてください。

黄色いすべり台は低めにつくられており、すべり台の上にいる子どもに手が届く高さです。傾斜も緩やかなので、小さな子のすべり台の練習をするにはちょうどよさそうです。

すべり台横にある遊具に近づいてよく見てみると、リンゴ、バナナ、ぶどうの形をした玩具がそれぞれ6個づつありました。「バナナを3個くださいな~」と数を数えたり、フルーツの形や名前を覚える練習になるので、小さな子にはぴったりの遊び道具です。

遊具の反対側にまわると、すこし難易度が高くなっています。子どもの成長や年齢に合わせて使いわけると楽しめそうです。いろいろな形をしたはしごや手すりをつかんで挑戦してみるのもよさそうですね。すぐ横にはうんていもついているので、つかんでぶら下がったりしながらも遊べます。

見たこともない謎の健康遊具。やってみると意外と楽しい!

アスレチック広場から沖縄アリーナの方面に歩くと、健康器具が設置されている広場があります。変わった形をした健康器具。あまりの斬新なデザインに、最初は健康器具かどうかもわかりませんでした(笑) しかし、黒い球体にいざのってみると、まあ楽しい。そして意外と難しい!ボールにのって手すりをつかみながら進むイメージですが、かなり体幹にきました。1周するだけでもかなり良いトレーニングになりそうです。

謎の足跡が描かれている器具。器具の横には使い方の看板が設置されており、ステップを踏みながら上り下りをする器具のようです。

私のお気に入りは、ジャンプが何センチできるか?!を計測する健康器具です。高いところで280センチでした。5センチ刻みになっているので下から挑戦してみると、自分が何センチまで届くのか?!が判明します。ちなみに私は260センチでした。みなさんの挑戦をお待ちしております。

ほかに腹筋できる器具や、背中を伸ばす椅子などがありました。なかなか珍しい形をした器具がいろいろありましたが、コザ運動公園の広場にある謎の器具の正体は、ついつい大人も夢中になってしまうおもしろ健康器具でした。

コザ運動公園アスレチック広場の施設情報

公園には各エリアに東屋があり、テーブルやベンチも設置されているので、気軽に利用できます。近所のおじぃも集まりゆんたくしたりとゆったりとした雰囲気です。

改修前から残っているであろう水道は愛らしい顔をした黄色いくまさん(?)のデザイン。水を飲むとじっと見られているような…。目が合ったらぜひ「こんにちは」と声をかけてあげてみてください!

トイレは新しくはありませんが管理が行き届いていました。横には自販機も設置されているので飲みものを購入できます。多目的トイレにはおむつ替え台もあります。

コザ運動公園アスレチック広場の駐車場について

コザ運動公園内には体育館や野球場など多くの施設があります。アスレチック広場に行きたいのに遠い駐車場に停めてしまうと、歩く距離が長くなるのでお気を付けください。

おすすめは令和6年に新しくできたばかりの立体駐車場が近くて便利です。ただし、週末やイベント開催時は混雑している場合があります。

コザ運動公園のホームページに駐車場混雑予想の情報が掲載されているので、事前にご確認ください。公園内のあちこちにもニュースレターが掲示されており、駐車場が混雑する日やイベントの日程なども確認ができます。

まとめ

エイサーの街コザを象徴する「締め太鼓」や「三線」の遊具が魅力的なコザ運動公園アスレチック広場。沖縄の伝統を感じながら、子どもたちが思い切り楽しめるとてもすてきな公園です。また、大人も飽きさせない健康器具なども充実しているので、ぜひ家族で訪れてみてください!

コザ運動公園住所

〒904-0034 沖縄県沖縄市諸見里2丁目9-16

電話番号

098-932-0777(コザ運動公園)

開園時間

9時~22時

駐車場

あり

施設情報

遊具、東屋、芝生広場、健康器具

トイレ

トイレ
おむつ替えベッド:あり
子どもトイレ:なし

授乳室

なし

自販機

あり

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