学生・女性団員が活躍 東海大学で広報活動も
東海大学で10月12日に行われた「グローカルフェスタ2024」に3人の消防団員が参加し、広報活動を行った。この日集まったのは、それぞれ主婦、学生、女子学生という肩書を持つ団員。消防本部によると、昨今は学生や女性消防団員の入団も増えてきているという。3人にそれぞれ入団のきっかけや、やりがいなどを聞いてみた。
▽猪狩智子さん(49)/第1分団第2部所属
「子どもと一緒に行った消防団フェスティバルで女性も団員になれることを初めて知り、子どもが大きくなったら入団しようと思っていました。地域の人とのつながりもでき、AEDの使い方を学べるなどメリットは大きいです」
▽入野結衣さん(20)/第3分団第2部所属
「消防士を目指しているので、消防団に入ることで現役の方の仕事を見ることができると思いました。今年火災の現場に2件出動し、ホースを持って消火活動をしましたが、『命を助ける』という消防士の仕事がより具体的になった気がします」
▽太谷拓人さん(21)/第6分団第6部所属
「救急救命士を目指しているので、消防ではどんなことをしているのか知りたくて入団しました。僕も火災現場に出動しましたが、やっぱり恐怖心はある。そんな中でどう行動すべきか、最近わかるようになってきました。市民や仲間を守るため、規律を守ることも大事だと感じています」