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【おしごとストーリー】お湯を注ぐだけでOK。お腹も心も温める飲むだしに新たな味が!茅乃舎「和風だしスープ 抹茶」に携わる人

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◆【おしごとストーリー】お湯を注ぐだけでOK。お腹も心も温める飲むだしに新たな味が!茅乃舎「和風だしスープ 抹茶」に携わる人

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隠れたロングセラーや、実は社員に人気…。“中の人”だからこそ知る、名品たちの秘密や魅力を編集部がインタビューしていく「おしごとストーリー」。今回は2025年春に、茅乃舎のだしスープシリーズに新たに仲間入りした「和風だしスープ 抹茶」の企画・開発に携わった野口香織さんが登場。「お料理以外にも、手軽にだしを楽しんでもらう機会を作りたかった」という野口さんに、開発秘話について伺いました。

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野口香織さん。ブランドマーケティング部 ブランドマーケティング課課長。2004年に新卒で入社し、「御料理 茅乃舎」の立ち上げから研究開発室を経て、2016年から現部署に。
福岡の老舗が手がける「茅乃舎」が、新しいだしの楽しみ方を提案
手軽に本格的なだしが楽しめる「茅乃舎だし」シリーズでおなじみの「茅乃舎」は、明治26(1893)年創業の調味料・食品会社の久原本家が手がけるブランド。2005年にレストラン「御料理 茅乃舎」を開業したのをきっかけに「茅乃舎だし」が生まれたという。

「『御料理 茅乃舎』は、地元の食材を守り、食文化を次の世代に伝えることをコンセプトにしています。もともと調味料を作るのが得意だったこともあり、お客様からのご要望に加えて、安全・安心な素材を使ってご家庭でもお店の味を楽しんでほしいという思いで作られたのです」

定番のだしをはじめ、これまでに手がけた商品は数百種類。食事の時間帯以外にも手軽に飲めるスープ感覚のだしがあればというアイデアから数年前に「だしスープ」シリーズが誕生したという。「なんとなく口さみしいけれど、お茶でもコーヒーでも、甘い飲み物の気分でもない…そんな時にホッとひと息つけるようなスープをめざしました」

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日本らしさを感じる葛飾北斎のパッケージが特徴。個包装なのも嬉しい
日本人にとってなじみ深く、海外では人気上昇中の「抹茶」風味が新登場
「だしスープ」の最大の魅力は、お湯で溶くだけで簡単に楽しめること。スティックタイプの個包装だから携帯しやすく、「アウトドアのお供や、デスクの引き出しに忍ばせておくのもおすすめ」と野口さん。「和風」「洋風」「中華風」の定番3種に加えて、2025年3月には新感覚な抹茶風味の「和風だしスープ 抹茶」が新たに仲間入り。カツオ節、昆布、焼きあごのうまみに、八女産の一番摘みの抹茶を合わせたスープ。豊かなだしの旨みのなかに、抹茶の香りやコク、ほろ苦さが広がり癒される味わい。

「『抹茶』については、国内はもちろんインバウンド需要が高まっていることもあり、観光客の方にも喜んでいただけるように設計しています。欧米では魚介類の生臭さを気にする方も多いので、お茶の香りとのバランスに苦労しました」

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お湯を注ぐだけで、だしを楽しめる。小腹が空いたときにおすすめ
まずはそのまま飲んでみて。ほっとひと息つくお供に「だしスープ」を
まだまだ「だしの茅乃舎」としてのイメージが強く、「だしスープ」も調味料のひとつとして捉える人も多いようで「まずはそのまま飲んでみて」と野口さん。「食事に“あと1品”ほしいときはもちろんのこと、家事を終えてひと休みに飲むお茶代わりに、オフィスで小腹が空く15時頃に…そんなシーンに楽しんでもらえたら嬉しいです。ひとり暮らしの方やお料理をあまりされない方へのギフトにもおすすめですよ」

最後に、お仕事への思いをお伺いすると「私自身、茅乃舎の“いちファン”であり、楽しみながら商品づくりに携わっています。これからも『だしスープ』シリーズをはじめ、お客様の心と体を満たすおいしい商品を作っていけたら」と笑顔を見せる野口さん。今後の茅乃舎の進化から目が離せない。

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