30年の歩みを祝う 保護司会・更生保護女性会
都筑保護司会(加藤恒雄会長)と区更生保護女性会(澤由美子会長)が11月28日、新横浜グレイスホテル=港北区=で設立30周年記念式典・祝賀会を開催した。当日は会員や関係者ら53人が出席。来賓には、都筑保護司会の顧問も務める佐々田賢一区長らが訪れ、祝辞を述べた。
社会を明るく
都筑保護司会は、1994年10月に設立。当初は「青葉・都筑保護区」として13人で活動していた。その後、都筑保護司会に独立・発展を図るため、定員の増員を関係機関に陳情。6人の増員が認められ、04年に「都筑保護区」として新たなスタートを切った。
その後、犯罪の増加に伴い定員を29人に増員し、現在は26人が所属している。「社会を明るくする運動」や区内中学校との協力連携の深化などに努めている。
加藤会長は「多くの人に支えられ、30年活動を続けてこられた。地域一丸となり、これからも活動を続けていきたい」と話した。
人と地域を繋ぐ
区更生保護女性会は、94年11月に「区更生保護婦人会」として設立し、04年に現名称に変更。現在は理事15人を含む会員およそ170人が所属。区民まつりや都筑ポップフェスティバルでの啓発活動、更生保護施設への支援訪問などを行っている。
澤会長は「犯罪や非行を防ぐために人と人、人と地域を繋ぐ一助を担えたら。今後も安全安心な街づくりのために活動を続けていきたい」と前を向いた。