【Q3決算】ダイニチ(新潟市南区) 暖房機器は暖秋の影響で販売減、一方で加湿器は好調
ダイニチ工業 外観
ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は1月31日、2025年3月期第3四半期決算短信(非連結)を公表した。
売上高は175億3,700万円(前年同期比4.4%減)、営業利益は18億7,800万円(同4.1%減)、経常利益は20億3,600万円(同3.9%減)、四半期純利益は14億8,000万円(同1.3%減)となった。
主力商品の石油暖房機器の売上高は126億500万円(同9.3%減)。12月中旬以降は気温が低下したものの、10月~11月の気温が全国的に平年よりもかなり高めに推移したことの影響により、販売が減少した。
環境機器の売上高は39億5,400万円(同16.9%増)。加湿器は新型コロナウイルス感染症禍の特需の反動減が続いていたが、回復傾向に。特に12月中旬以降は、需要最盛期にインフルエンザを中心とした感染症拡大が重なり急速に販売が伸長した。
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