【インタビュー】注目のアーティストEVNNEがファンミーティングを振り返る
韓国の人気オーディション番組『BOYS PLANET』出身者で結成されたボーイズグループEVNNE(イブン)。
メンバーは日本人でリーダーのケイタに、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ユ・スンオン、チ・ユンソ、ムン・ジョンヒョン、パク・ジフからなる7人組。
『BOYS PLANET』が終了した5ヵ月後の2023年9月に1stミニアルバム『Target: ME』でデビューを果たし、2024年1月には2ndミニアルバム『Un: SEEN』の『UGLY』で地上波の音楽番組『ミュージックバンク』など2番組で初の1位を獲得した。
アジアツアー、アメリカツアーも行うなど海外でも人気が高いグループだ。
日本では単独ファンミーティング、ファンコンサートを行っており、彼らの人気を物語っている。
1月22日発売の雑誌『韓流ぴあ』のインタビューでも昨年11月に行われたファンミーティングの話をしてくれているが、ここで改めて、メンバーたちのインタビューでファンミーティングを振り返ってみよう。
――まずは11月に大阪・幕張で開催した『EVNNE JAPAN FANMEETING 2024 EVNNEING-PRESSO』の感想をお願いします。
ジフファンの皆さんと近くで会えて、うれしかったですね。
イ・ジョンヒョンうん。日本では5公演もできました。今回は、僕たちの新しい姿をお見せすることができたんじゃないかな?と思います。
――「新しい姿」といえば、本格的なミニドラマが新鮮でした。「EVNNEING-PRESSO」というタイトルだけに、ケイタさんが経営するカフェを舞台に、ハンビンさんがバリスタ、イ・ジョンヒョンさんがカフェのマネージャー、スンオンさんがパティシエ、ユンソさんが掃除好きなアルバイト、ムン・ジョンヒョンさんがカフェの常連の推理小説家、ジフさんが世に注目されているバスケット選手を演じました。初の演技はいかがでしたか?
ハンビン僕自身も演技をするのが初めてだったのですが、メンバーがお芝居する姿が新鮮で、楽しかったです。
ユンソ撮影した日が、イ・ジョンヒョンくんの誕生日だったので、みんなで集まって誕生日のお祝いをしました。そんな思い出もあったんですよ!
――ファンミーティングのトークパートでは、ジフさんがドラマのMVPを受賞しましたね。
ジフ僕が元々バスケ好きだというのを監督さんが知っていらして、僕にバスケ選手というキャラクターくださったんです。
似合う役だったからMVPをいただけたのではないかと……(笑)。個人的にはバスケをするシーンもあって、すごく楽しく撮影できました。
――ジフさんとイ・ジョンヒョンさんの訳アリの関係が、「青春!」って感じでした(笑)。
イ・ジョンヒョンそんな青春の雰囲気を出すために、恥ずかしさを我慢しながらがんばったんですよ~(笑)。
――そうなんですね(笑)。日本の公演ではいつもたくさんのJ-POP曲を歌ってくれますが、今回のファンミーティングでは、King & Princeの『シンデレラガール』のカバーが話題になりました。これも「新しい姿」ですよね。
イ・ジョンヒョンスタッフの方に「SNSですごく話題になってるよ」と聞いてうれしくなりました。多くの方に関心を持っていただけるのは、ありがたいことです。
スンオン 『シンデレラガール』のほかにも、幕張公演では、back numberさんの『怪盗』も歌ったんですよ。
ムン・ジョンヒョンうん。何を歌うかはENNVE(EVNNEファンの呼称)のリクエストで決めたので、バズったのはENNVEのおかげ。ENNVEにも感謝ですね!
――普段のカッコいいEVNNEとは真逆の『シンデレラガール』のキラキラ感もすごく似合っていましたよ。
スンオンわ~、うれしいな(笑)。
――もちろん『シンデレラガール』は、ケイタさんがディレクションしたんですよね。
ケイタケイタ はい。僕たちの良さが最大限に活かせるように心がけました。K-POPとJ-POPはそれぞれの長所があるので、そこをミックスできたらどうなるかなという興味もありましたし、研究もたくさんしました。
フリがない時の手の位置まで細かくチェックして(笑)。そのうえで、僕たちのカラーをできるだけ活かせるカバーにしました。
――『シンデレラガール』が似合う、1番キラキラしていたメンバーは誰でしたか?
ケイタハンビン!
ハンビン(にっこり)ありがとうございます!
――このファンミーティングでは、ケイタさんが作詞作曲を手掛けた初の日本語楽曲「景色 (KESHIKI)」が初披露されました。
なんといっても、これが一番の「新しい姿」ですよね。『景色 (KESHIKI)』のコンセプトを教えてください。
ケイタファンミーティングをするにあたって、特別なプレゼントしたいという気持ちもあったのですが、日本に来るのも久々だったので、初心にかえる気持ちというか、小さな頃から夢を見ながら一生懸命走ってきた景色を曲にしたくて作りました。
僕はアニメや映画を見てインスピレーションを受けることが多いのですが、この曲もそうです。
――ケイタさんのディレクションはいかがでしたか?
ジフ安心感がありましたね。初めての日本語曲だけれど、ケイタ兄さんが発音のコツを教えてくれたので、上手くできたんじゃないかな。
ディレクションに関しては、「ケイタ兄さん、プロだ!」と思いました(笑)。
ユンソ普段からケイタ兄さんはボーカルのディレクションをしてくれているし、教えるのも上手いんですよ。
音楽的に成長できるディレクションをたくさんしてくれるから、気持ちよく歌えるんですよね(笑)。魔法のようなディレクションをしてくれる人です。
ハンビン日本語の曲が初めてだったので発音が心配で、いつもよりも入念に準備しました。でも、ディレクションするときのケイタは優しいから、のびのび歌うことができるんです。
ケイタはい、僕、優しいです(笑)。初の日本語曲ですので、日本のファンの皆さんには、僕が書いた歌詞を含めて、じっくり聴いてほしいです!
1月22日発売の雑誌『韓流ぴあ 3月号』では、EVNNEの撮りおろしカットたっぷりのインタビューを掲載。
このケイタ自作曲「景色 (KESHIKI)」の話題も。EVNNEデビューからの振り返りと、2年目への想いをたっぷり語ってもらっているので、要チェック!
配信情報
『景色 (KESHIKI)』
レコチョク、LINE MUSIC、Apple Music、YouTube Music、Spotify、Amazon Musicにて配信中
リリース情報
4th Mini Album 『HOT MESS』
2025年2月10日(月) 18:00 韓国リリース
そのほか詳しい情報はEVNNE JAPAN OFFICIAL FANCLUBをご覧ください。
『韓流ぴあ』3月号 好評発売中
(韓流ぴあ/坂本 ゆかり)