麻木久仁子がオススメ“薬膳料理”
東洋医学に基づいた国際薬膳師の資格を持ち、「おいしい!かんたん!!温活薬膳レシピ」という本を書いたタレントの麻木久仁子。9月10日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、麻木久仁子に薬膳の魅力を聞いた。
小島慶子「お家で漢方を使った料理なんて無理だぁって思いがちですよね」
麻木「どうしても漢方のイメージがあるから、薬膳って木の根っこみたいな難しいのをグツグツ煮込んでみたいに思いがちです。もちろん色んな生薬を入れたものもあるんですけど、本来の薬膳っていうのは季節に合うもの、地域に合うもの、体調に合うもの、体質に合うものを食べるっていう考え方なので、極端な話、例えば夜、食べ放題に行ってお腹いっぱいになって翌日起きたら胃もたれしていた。じゃあ今日はいつもトーストの朝食だけど、お粥にしようと思ったら、それは薬膳粥になります」
小島「自分にとって薬になるもの?」
麻木「自分の今の体に薬になるものです。例えば朝起きたら二日酔いだった。じゃあ柿でも剥いて食べようかなって言ったら、それは薬膳柿」
小島「薬膳柿っていう柿がどこかになってるわけじゃなくて」
麻木「捉え方なんです。でも、凄く疲れているから、いつもの煮込みの中に高麗人参を入れようってことも勿論ありなんです」
大竹「薬膳って肉とか野菜とか全然関係ないの?」
麻木「何でも食べていいんです。食べちゃいけないものはないんだけど、今のあなたはこれは食べない方がいいねっていうのはあります」