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北海道の家具のマチにできた「理想郷」モノづくりが見える楽しさつまった交流拠点に

Sitakke

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北海道東川町にマチの基幹産業・木工家具をテーマにした観光スポットが誕生しました。
テープカットならぬ、ウッドカットでオープンの日を迎えたのは東川町の『CRAFTPIA(クラフトピア)』。

その名の通りCraft=モノづくりの、Utopia=理想郷です。

『CRAFTPIA』は東川町が建設した施設に、旭川の家具製造会社・ガージーカームワークスが移転してきて作られました。

木村亮三代表は「東川町が産地としていろんな会社と連携して仕事をすることで、よりモノづくりの楽しさが深まると思う」と話します。

建物は2階建てで、訪れた人は職人の家具作りの過程を見学することができます。

「モノづくり、工業製品は作り手が見えなくなってしまう。ひとりの人間が一生懸命作っているんだという、そこにも魅力を感じてほしい」

施設には木工を体験できるスペースがあるほか、今後は芝生の広場なども設け、景観を楽しみながら木工家具に親しめる場所を目指します。

東川町の菊地伸町長は「東川町の愛される施設になって、地域住民もここに立ち寄る、いろいろな交流が生まれるような施設になれば」と期待を寄せています。

東川町は『CRAFTPIA』のほかにも、日本酒製造の三千櫻酒造や夏にオープンするウイスキー・ジンの蒸留所など、町が施設を用意し、民間が運営する“公設民営”の施設整備で「観光のまちづくり」を進めています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月12日)の情報に基づきます。

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