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中学校駅伝 声援を背につないだタスキ 追浜男子4度目、学院女子が初V

タウンニュース

ゴールテープを切る追浜中6区・薄瑠一さん(右)と横須賀学院5区・小野愛凛さん

横須賀市内24の中学校による駅伝競走大会が10月19日、馬堀海岸で開かれ、男子の部(6区間/15・9Km)で追浜中が2018年以来4度目、女子の部(5区間/11・54Km)は横須賀学院が初優勝を飾った。両校に加え男子は上位4校(横須賀学院・大津・池上)、女子は上位3校(野比・大津)が11月2日(土)に横浜市金沢区の八景島で開かれる県大会に出場する。

3人区間賞の快走

後続を40秒突き放しゴールテープを切った追浜中の流れを作ったのは2区・石川誠修さん(2年)。トップとの約20秒差をひっくり返し、さらに2位以降を引き離した。メンバーで朝7時台から行う朝練や土日にも2〜3時間の練習を重ね、「成果が出て良かった」と振り返る。キャプテンの1区・山下月渚さん(3年)は、「この勢いのまま、県を突破し関東へ」と意気込む。

友人の思い乗せて

友人などからの寄せ書きを腕に潮風ロードを駆けた横須賀学院。昨年は一歩及ばず2位だった悔しさを知るメンバー1区・小松紅梅さん(2年)、5区・小野愛凛さん(3年)が区間賞の走りでチームを初の栄冠に導いた。キャプテンの小野さんは「悔しさをバネに一致団結できた」と振り返り、2年連続の県大会へ挑戦する。

今夏行われた全国大会に3000mで出場するなど、健脚が光る公郷中の二本木さん。今大会では、1区区間賞の快走を見せたが、「目標は区間新だった」と悔しさをにじませる。県大会や都道府県対抗駅伝の選考へ向けて調整を続け、さらなる高みを目指す。

二本木真輝(公郷中3年)

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