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みなさんには苦手な人がいますか？　どんなタイプが苦手ですか？　ミカさんはガサツだったり、ずかずかと人のパーソナルスペースに入ってくるような無神経な人が苦手だそうです。知人や友だちなどがそういった性格であれば、離れていけば済みます。しかしそれが「義母」だったとしたら……。

義母との初対面

【編集部コメント】 ガサツな人や、粗い言葉遣いを嫌うミカさん。旦那さんにもそう言った節がありましたが、お義母さんも旦那さんと同じように言葉遣いが荒かったそうです。ミカさんは呆気にとられたそうですが、人柄は言葉遣いだけではわかりませんよね。これからいい関係を築けると良いのですが……。

ダメでしょう！

【編集部コメント】 最初にミカさんが苦手だと感じたお義母さん。お義母さんを知れば知るほど、ミカさんの「苦手な人物像」ぴったりになってしまいました。けれど友だち関係と違って、縁を切ったり避けたりできないのが義家族。年に何回かお付き合いをすることもあるでしょう。

義母から質問

【編集部コメント】 妊娠初期ではまだお腹の子は男の子か女の子かわかりません。けれどお義母さんは気が早いのか、もう名前を尋ねる電話をしてきました。一体なぜなのでしょうか。ミカさんは聞かれるがままに、なにげなく「理想の名前」を口にしました。

贈り物の中身は？

【編集部コメント】 お義母さんからは新生児グッズがたくさん届きました。タオルにスタイに肌着に……。どれもこれもたくさんあっても困らない物。ミカさんが感謝してふいにタオルの下の方に目をやると……すべてのものに「ココ」と名前が刺繍されていたのです。これにはビックリですね。

義母なりの応援

【編集部コメント】 もう少し名前の吟味がしたかったものの、お義母さんからの贈り物をきっかけに「ココ」という名前を付けることに決めました。ミカさんははじめての子育てを自分ひとりで頑張らないといけないかもしれないと覚悟していたので、お義母さんからの贈り物は応援してもらっているようで嬉しかったみたいですね。

寄り添ってほしかった

【編集部コメント】 本当は立ち会い出産をするはずでしたが、旦那さんは出張へ。しかし……ミカさんのお腹のなかの子は出産予定日ぴったりに生まれそうです。「旦那さんがいるから頑張れる」と思っていたのに突然ひとりきりで頑張らないといけなくなったミカさんはさぞ心細いことでしょう。

不安な産後

【編集部コメント】 ミカさんと赤ちゃんを心配して一番にきてくれたのは、ミカさんが苦手で避けていたお義母さんでした。お義母さんは2人の安否を確認して、また飛行機で帰ると言うのです。しかも、また数日後にミカさんの退院に合わせてきてくれると……。

私の味方

【編集部コメント】 ミカさんは旦那さんへの不安をお義母さんに話すことができました。お義母さんはミカさんの味方をしてくれて、頼もしいですね。あんなに苦手だと思っていたガサツな口調が心地よいと感じるミカさんなのでした。

義母のおおらかさ

【編集部コメント】 子どもがひとりいるだけで慌ただしく過ぎていく毎日。ミカさんだけだったら手が回らずに泣いていたか、何もしない旦那さんと喧嘩していたかもしれません。けれど今ミカさんのそばには、お義母さんがいます。2人で楽しく子育てができているようです。

夫への苦言

【編集部コメント】 お義母さんは5日間、家事も育児もたくさんのことを手伝ってくれました。楽しかった育児はあっという間に終わり、明日お義母さんは帰ってしまいます。けれど、お義母さんは旦那さんに喝を入れてくれて、ミカさんには「もっとズボラでもいいんだ」ということを教えてくれたのです。

ヨメ同士のエピソード

【編集部コメント】 お義母さんの行動の裏にはいつも嫁たちへの愛がありました。自分がこうされたかったことをお嫁さんにしてあげて、自分がしてみたかったことをお嫁さんに存分にさせてあげようと思っての行動だったのですね。

最高のボス

【編集部コメント】 最初は苦手だったことなんてすっかり吹き飛んで、ミカさんはお義母さんを心から信頼、尊敬している様子が分かります。それはお義母さんがみんなを守る“ボス”のような存在だからでしょうか。頼もしい存在がいて、羨ましい限りです。