内閣支持率16.4% 2012年以来最低更新 大竹「裏金問題への対応がこの数字に反映されている」
6月14日(金)、大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。「内閣支持率16.4% 最低更新 時事世論調査」という東京新聞の記事を取り上げ、パーソナリティの大竹まこととジャーナリストの青木理がコメントした。
東京新聞によると、時事通信が7日から10日に実施した6月の世論調査によりますと、岸田大学の支持率は前の月に比べて、2.3ポイント減って、16.4%となり2012年に自民党が政権に復帰して以降、最も低かった。
それに関連して朝日新聞の「首相の退陣要求地方組織で続々自民浦金事件批判根強く」という記事についても紹介した。
自民党の地方組織から岸田文雄首相の退陣を求める声が公然と上がり始めている。裏金事件で首相がどう対応しても逆風が収まらないことに、地方議員らがしびれを切らした形だ。裏金事件で自らにけじめをつけない首相への批判も根強い。
大竹「世の中がこの何十年不況の時に、裏金作って税金も納めないで、4000万円以下は何もお咎めなしみたいなのは絶対だめだよなあと。それが今回の16.4%っていう支持率にも多分反映してるよね」
青木理「時事通信の世論調査って面接調査なんですよ。今の世論調査って各社、毎月2回ぐらいトレンド調査やってますけど、あれはいわゆる電話でコンピューターが自動的に生成した番号に電話をかけて、コンピューターだったり人間だったりが聞いてという調査なんですね。それも別に不正確なわけじゃないんだけれど、やっぱり面接調査の方がきちんと把握できるところがある。だからこの時事通信の世論調査で、16.4%過去最低というのは、これは政権や与党にとってみると相当深刻な数字」
大竹「噂だけど事実通信の数字が1番信用できるよ大竹って誰かに言われたことある」
青木「別に電話だから信用できないとか、面接だから信用できるとか、そういうことは基本的にはないんですけれども、ただやっぱり電話の調査というのは、どうしても脊髄反射的に反応してしまうこともあるし、あと世論調査がたとえば各社によって数字の誤差もあるんだけど、たとえば自民党の今の政権を支持しますか?支持しませんか?と聞かれて、「支持する」と言ったらもう支持なんだけど、「よくわからない」といった時にそれでも支持しますか?支持しませんか?どちらでもいいですって聞くと数字が少し変わってきたりする」
室井佑月(パートナー)「でも、どういうことかな?自民党がガクンと支持率が減ったからといって、リベラル側の野党が上がってない」
青木「今回のやつは上がってないですよね。政党支持率でいうと、自民党が16.4立憲が4.4ですからね。維新も2.4%」
大竹「逆に言えば無党派層がどう動くかという話になる」