Yahoo! JAPAN

伊七 新酒まつり(2024年2月11日開催)〜 いにしえの酒蔵で味わう新酒とご当地グルメ

倉敷とことこ

伊七 新酒まつり(2024年2月11日開催)〜 いにしえの酒蔵で味わう新酒とご当地グルメ

立春が過ぎ、暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続いている今日この頃。

近年、酒蔵が主催する「蔵開き」のイベントが全国的にも増えていて、ニュースなどでも目にする機会が増えました。

岡山でも多くの酒蔵が開催している「蔵開き」ですが、熊屋酒造「伊七 新酒まつり」は岡山県内のトップを切って開催されることもあり、毎年多くの日本酒ファンが集まるイベントとして地域に定着してきています。

コロナ禍での中断(2021年、2022年)もありましたが、今年(2024年)は久々の通常開催。

美味しい新酒に、必食の美味しいグルメをレポートします。

「伊七 新酒まつり」とは

「伊七 新酒まつり」は、2024年2月11日(日)の午前9時〜午後3時に倉敷市林にある熊屋酒造で開催されました。

・有料試飲コーナー
・当日限定販売の新酒「寒しぼり」の販売
・無料甘酒
・各種屋台コーナー など

美味しいお酒とグルメが楽しめるイベントです。

お酒のイベントなので車では行けませんが、当日は茶屋町駅、倉敷駅から無料シャトルバスが出ていました

「伊七 新酒まつり」に足を運びました

午前9時の開場とほぼ同時に来てみましたが、開場直後にもかかわらず、すでに多くのお客さんで賑わっており限定販売の「寒しぼり」の受付には長い行列ができています。

無料の甘酒も振る舞われていました。
さすが蔵元の甘酒、麹(こうじ)が効いた濃厚な味わいは大変美味。お酒が飲めないかたやお子さんにも大好評です。

新酒の飲みくらべ(試飲)は受付でチケット(500円)を購入し、奥の有料試飲コーナーにて蔵元が厳選した3種類のお酒を楽しめます。

飲み終えたらおかわり試飲コーナーにて、もう3種類を選んで試飲。

試飲したお酒で気に入ったものがあれば、即売コーナーにて購入可能です。
慣れたかたはこちらで気に入ったお酒を買って、奥の飲食コーナーで楽しまれています。

日本酒が好きな人じゃないと楽しめないイベントのように思われがちですが、地元グルメを中心とした奥の飲食コーナーも充実しているので、老若男女問わず楽しめるのではないかと思います。

蔵元限定酒「寒しぼり」

緩衝材がかかった瓶が、蔵元限定酒「寒しぼり」

蔵元限定酒「寒しぼり」は、毎年新酒まつり限定販売されている、いわばボジョレーヌーボーのような位置付けのお酒です。

新酒らしく大変すっきりとした味わいで、クセもなく飲みやすい反面、度数はやや高めなのでお酒に弱い筆者には危険な味わいのお酒でした。

また写真に映っている「郷内」は、熊屋酒造のある地域(倉敷市郷内地区)の名を冠したお酒で、この地区で取れた朝日米を使用して仕込まれたという魂のこもった一本です。

お好美屋

お好美屋は、児島地区にて実店舗を構えるお好み焼き屋さん。
各種イベントにもよく出店されており、熊屋酒造の新酒まつりにも毎回出店されています。

女将さんと娘さんで、忙しいなか手際よく調理されていました。
記事に書く旨を伝えると「しっかりPRしてね」とのことでした(笑)

寒い外でいただく、大ぶりでふわふわの明石焼。
ダシの香りがなんとも食欲をそそられる一皿でした。

ちなみに明石焼以外にも、たこ焼きやたこ天も販売されていました。

店舗のほうでは、各種メニューを楽しめるので、今度は実店舗にも行ってみたいなと思います。

我流たつみ

我流たつみは、岡山市内に店舗を構える居酒屋で、ジビエ料理にも力を入れています。

今回は「猪骨醤油中華そば」と「桃太郎チキンのとり唐揚げ」を提供されていました。
中華そばは、限定価格700円での提供の“太っ腹”です。

見た目はよくある醤油とんこつラーメンですが、チャーシューも猪肉を使っており、豚肉よりも噛みごたえのある味わいでした。
スープは濃厚ではあるものの、飲みやすい味わいでお酒の締めにも最適でした。

おわりに

午前11時半頃、伊東香織(いとう かおり)倉敷市長も来場です。

「伊七 新酒まつり」が始まって早十数年。

最初のころは知る人ぞ知るイベントで、「こんな所に造り酒屋があったんだ!」と言われることもしばしば。

しかし、イオンモール倉敷やアリオ倉敷での試飲PR、物産館など県外への販路拡大などで「伊七」のブランドも徐々に浸透してきました。

今や地域を代表するイベントの一つになったのではないかなと思います。

筆者も子どものころからよく知っている酒蔵であり、回を重ねるごとに各地より多くのかたがたがイベントに来てくれることを、とてもうれしく思っています。

また近隣は熊野神社を中心とした「新熊野山」と呼ばれるエリアで、歴史ある神社仏閣に囲まれた由緒のある場所です。

そうした場所で連綿と受け継がれていく酒造りに、今後益々の発展がありますように。

庵谷社長

庵谷社長、ありがとうございました!

来年の開催も楽しみにしています。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. ジョイント機能付き新製品エギ「エメラルダス アモラス ジョイント」で900gアオリ手中

    TSURINEWS
  2. <醤油麹>ってなに?塩麴より優秀ってほんと?おすすめの理由を【プロが解説】

    4yuuu
  3. エミリー・ブラント、共演者とのキスシーンで「吐きそうになった」と告白

    Techinsight
  4. 【船のエサ釣り最新釣果】玄界灘のエビラバ釣りで5.5kg大型マダイ浮上(福岡)

    TSURINEWS
  5. 【世界のグルメ】シュクメルリの次に流行る料理を探すために未知のレトルト食品10種を食べてみた → 3位と2位はセルビア料理で1位はやはり…

    ロケットニュース24
  6. 約800年、受け継がれてきた伝統製法で作られた「山うにとうふ」/【連載】達人おすすめのお取り寄せ

    おいしいマルシェ
  7. 【5/12】「いんのしま 春のぱん祭り!ぱぱぱぱ~ん!」開催!

    ひろしまリード
  8. 『成猫のお迎え』にはたくさんメリットが!4つのよいところと、お迎えするときに気をつけてあげたいこと

    ねこちゃんホンポ
  9. 幸せになれるのはごくわずか…セフレの終わりは突然やって来る

    コクハク
  10. 値上げ&円安で家計ピンチ! 金運アップの効果を実感した5つの方法

    コクハク