LINEに〝恐ろしい制度〟導入した大学生にに12万人戦慄 「サドンデス怖すぎ」「令和の陶片追放」
メッセージを送る度に緊張してしまいそうなLINEグループが、X上で注目を集めている。
「俺がLINEグループに勝手に導入している、 おそろしい制度」
2025年5月29日、青森県在住の大学生・サイケ蟹光線(@Z7RjeoT24ZJugRK)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、LINEのグループトーク画面の画像だ。
メンバーの1人が投稿した、国内外で大ブームを巻き起こしている楽曲「愛♡スクリ~ム!」(AiScReam)の替え歌「ルビィちゃ~ん!/はーい/い の ち ご い」に対して、他のメンバーから泣き顔のスタンプが4つ寄せられている。
その状況に対し、サイケ蟹光線さんが告げたメッセージは......。
「追放でいいよね」 「揃ってしまってるから 『涙の印鑑』が」
スベったら追放されるLINEグループ、怖すぎる......!
Jタウンネット記者は30日、投稿者のサイケ蟹光線さんに詳しい話を聞いた。
過去には「追放されし者」も...
サイケ蟹光線さんによると、投稿写真のLINEグループには、高校時代に特に仲が良く、卒業後に別々の場所に行った今でも親しい5人が集まっている。
これだけ聞くと平和そのものなのだが、このグループの〝追放制度〟は実際に存在しているルールらしい。
なぜ、そんな恐ろしい制度を取り入れているのか? サイケ蟹光線さんは、こう語る。
「内輪ノリにかまけて、友人たちに高校時代の面白さを失ってほしくないという私の願いゆえです。彼らには『つまらないことを言うと追放が待っている』という緊張感を持っていただきたいのです」(サイケ蟹光線さん)
ただ、「追放」といっても強制的にメンバーから削除されるわけではない。他のメンバーから〝悲しみの印鑑〟がつけられ後にグループを去るか去らないか、最終的に判断するのは本人だという。
「ある種の全会一致制度と言えます」とサイケ蟹光線さん。
つまり、たとえ他のメンバーに面白くないと思われようが、自分だけは「いや、これは面白いんだ」という強い気持ちを持っていれば、〝全会一致〟とはならず、追放にはならないということだろう。
悲しいことに、過去には実際にメンバーが「追放」された例もある。
かつてサイケ蟹光線さんたちには「Mさん」という人物が所属しており、6人のグループだった。
「Mはいい奴でしたが調子に乗りやすいタチでした。大学進学からしばらく経ち、彼は『限界大学生www』という文章とともに、変な色のお酒が入ったショットグラスを親指と小指で持っている写真をグループに載せ、全会一致で追放の運びとなりました。彼と連絡を取ったのはそれが最後です」(サイケ蟹光線さん)
愉快な仲間たちと友情を結び続けるためには、牙を研ぎ続けなければならない――サイケ蟹光線さんが友人たちに課す試練に、X上では12万件以上のいいね(3日夜時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「なんかかっこよくて草」 「これサドンデス怖すぎる」 「令和の陶片追放」 「涙の印鑑が好きすぎる」 「残り1個で追放される前に命乞いしたすぎる」
こうした反響に対し、サイケ蟹光線さんは
「想定の数倍の反応をいただき戸惑っています。数多あるユーザーからの感想の中にも友人の『い の ち ご い』の面白さを擁護するものは一件も見当たりませんでしたので、ああやっぱり追放しかないのかなあと思っています」
とコメントしている。