ビートレインズ 目標まであと3676人 総来場者数、達成目前に
今季、総来場者数の目標を3万9000人に定め、スローガン「39000(サンキューオーオーオー)」を掲げてきた東京八王子ビートレインズ。ホーム戦20試合を消化した現時点での総来場者数は3万5324人。1試合平均1767人と、昨季の1試合平均1048人と比べ、驚異的な増加となっている。
目標達成まであと3676人に迫るビートレインズの快進撃について、代表取締役常務の高松僚さんは「やはり2階自由席を無料招待にできたのはすごく大きかった」と振り返る。クラブでは、シーズンを通してホーム戦の2階自由席を毎回1000人、無料招待。子ども連れや高齢者など、これまでよりも来場者の年齢層が広がった。チケット代はキャリアコンサルティングをはじめ、コスモ計器やホットアルバム炭酸泉タブレット、名尾建、狭間駅前商店会、三友建設の6社がスポンサーとして負担。さらには動員のため、八王子市ミニバス連盟や市教育委員会、会場となるエスフォルタアリーナ八王子をはじめ、行政や企業など、たくさんの協力があった。「社員やスタッフの力だけではできない。皆さんのおかげがあってここまで来れた」と感慨深げだ。設営や撤収、アンバサダーに協力してくれるブースターとの「あと何人?」という会話も今季ならでは。「気にかけてくださる人が増えた。『市民クラブ』に近づけている手応えを感じる」と高松さん。
これまでのペースからすると、3月29日のホーム戦初日で目標達成する見込みだ。クラブでは感謝と祝意を込めて来場者全員プレゼント企画を準備中だ。高松さんは「我が街の誇れるプロチームを目指します。市民デー、お待ちしております」と話していた。
次は東京Z戦
次のホーム戦は3月15日(土)・16日(日)の2日間、エスフォルタアリーナ八王子でアースフレンズ東京Zと対戦。ホワイトデーとして行われ、選手は白ユニフォームを着用する。また、3月29日(土)・30日(日)もホームで岐阜スゥープスと対戦。今季最後の市民デーとして行われる。詳細は公式ホームページ。