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時短勤務&職住近接で忙しいなかでも「余裕」を。年の差きょうだい育てる夫婦の1日のスケジュール

りっすん

子育てしながら働くワーママ&ワーパパって毎日どうやって乗り越えているの……?

夫婦それぞれ、どんなタイムスケジュール&ルーティンで、どんな工夫をしているのかを教えてもらう本シリーズ。

第9回はYuki Otaさんに登場いただきました。

Yuki Otaさんプロフィール

・NPO法人で広報を担う40歳。9:00〜の16:00の時短勤務で週1回ほど在宅勤務、ほかは出社。以前はもう少し在宅勤務が多かったが、最近は出社が増えてきた
・妻(38)は自宅近くの訪問看護ステーションで、看護師として9:00〜18:00にフルタイム勤務。1時間ほど残業することも多いほか、月2〜3回は夜間当番(自宅待機)あり
・中学1年生の長女(13)と保育園に通う2歳半の長男の4人暮らし

Yuki Otaさん家族の1日のスケジュール

こんにちは、Yuki Otaと申します。

わが家では、夫のわたしが1日6時間の時短勤務をもう8年ほど続けています。フルタイムで働く妻は娘が幼い頃に徒歩5分のところに転職したため、この10年ほどはいわゆる「職住近接」が叶っています。

時短勤務と職住近接。わが家のキーワードはこの二つ。

忙しい日々のなかでも、「ゆとり」や「余裕」がほんの少しでも感じられる1日になるように、いまの働き方のバランスになりました。

★1 朝は職住近接の妻がお弁当づくりなど家事・育児を担当


通勤時間がほぼない妻の方が比較的時間のゆとりがあるため、朝食の準備や2歳の息子の身支度・食事の世話、保育園の支度など、朝の家事・育児を主に担当してくれています。

また、中学1年生の娘のお弁当作りも妻の担当。昼食は選択制でお弁当か給食かを選べるため、毎日給食を食べてもらえれば楽なのですが、偏食気味な娘は頑なに給食を嫌がります。月の半分くらいはお弁当でしょうか。

朝食は家族揃って……が理想ではありますが、起きる時間や出発時間がまばらなため、それぞれがそれぞれのタイミングで食べています。

★2 「みんな食べるものが違う」悩みは宅食&冷凍食品でカバー

残業がなければ16時に退勤し、17時ごろ帰宅する私が夕方の担当です。息子のお迎えまでに洗濯物を取り込む、夕飯のメニューを考えて仕込みをするなど、できる家事を済ませます。

夕食の準備でいつも悩むのが「献立」。

娘は偏食がひどく、息子もまだ小さくて食べられるものが少ない。そのため大人2人分含めて、毎日3種類の献立を並列に考えて組み立てて用意する必要があります。

かといって3種類の献立を毎日即座に組み立てぱぱっと作るなんて私には無理ですし、忙しい平日に「これ食べられる?」「無理!」というやり取りはしたくありません。

そこで最近は、子どもたちには生協でそれぞれの好みの冷凍食品を頼み、大人は手作り惣菜の宅配サービスを活用。加えて、野菜をたっぷり入れた具だくさんのみそ汁を用意しています。


この「みそ汁以外はほぼ調理しない」という方法にしてから、献立を組み立てることだけに集中できるようになり、夕食づくりのハードルがグッと下がりました

宅食サービスや冷凍食品の選択肢は以前と比べずっと豊かになっているので、食事に関する悩みが尽きないわが家も導入しやすかったです。

夕食後は、しばし子どもと遊び、団欒(だんらん)の時間を過ごします。

★3 寝かしつけは交代で担当。起きていられれば自由時間も


2歳の息子の寝かしつけは、絵本を読んだり、トントンしないと寝なかったり、まだまだ手間がかかるので夫婦で交代制に。担当でない方は洗濯機・食洗機などをフル稼働させ、家の片付けをします。

小さな家事タスクが時折挟まることもありますが、寝かしつけ後は基本的に夫婦の自由時間です。一緒にアニメや映画を見る、あるいはそれぞれ読書をして過ごすなど、 忙しい毎日の中で「ちょっとした余裕」を感じています。

ただし、疲れていて寝かしつけをしながらそのまま寝てしまうことも……。

忙しい中でも「考える時間」が取れるように

妻の職場が遠く、私自身もフルタイムだった長女の幼少期の頃を思うと、子どもが1人増えても自由でいられる時間は格段に増えました(きょうだいの年齢が離れているため、上の子のお手伝いという恩恵もありがたく受けています)。

妻は職業上リモート勤務ができませんし、私も出社が多めではありますが、職住近接と時短勤務、そして便利な家電やサービスのおかげで朝夕それぞれに「余裕」が生まれています。

生活は毎日が地続き。だからこそ「今日1日、家や子どものことをどう回すか」と考える余裕が少しでもあるおかげで、次々と押し寄せてくるタスクに対応できるようになりました。

これから娘・息子の成長で変わることはもちろんあるかと思いますが、考える余裕があるかどうか、という視点は忘れずにいたいです。

編集:はてな編集部

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