アートで病院に癒しを 小田原市に署名と要望書
新市立病院の絵を考える会(斎藤真実代表)とおだわらミュージアムプロジェクト(木下泰徳代表)が昨年12月に小田原市役所を訪ね、加藤憲一市長と市立病院長宛てに要望書と署名を提出した=写真。
これは来年開院予定の市立病院について、かつて市立病院に飾られていた絵の活用と、ヒーリングアートの実践を求めるもの。
入院患者の心の癒しにしようと、国内で広がりをみせている「ヒーリングアート」。市内では昨年11月に勉強会が開催されるなど、関心が高まっている。
提出した署名は約400人分。木下代表は「従来飾られていた絵の中には利用できるものもある。絵の活用とともにヒーリングアートの導入を考えてほしい」と話した。