【第九管区海上保安本部】新潟航空基地からヘリで急行、秋田沖の外国籍貨物から傷病者を吊上げ救助
外国籍貨物船から傷病者を救出、搬送中の機内の様子
海上保安庁第九管区海上保安本部（新潟市）では、6月9日11時12分頃、秋田県沖合を航行中の外国籍貨物船において傷病者が発生したとの情報を入手し、新潟航空基地のヘリコプター(機動救難士2名同乗)を出動させた。
17時27分には、当該貨物船にて傷病者を吊り上げ救助し、新潟航空基地まで搬送した18時30分に新潟市消防局救急隊へ傷病者を引き継いだ。
貨物船は、船名が「MOZU ARROW(モズ アロー)」（総トン数 28,157トン）。収容場所は弾埼灯台から北方向約143キロメートル付近(北緯39度37.2分 東経138度39.7分)。傷病者はフィリピン国籍の男性で、右中指を負傷したとのこと。新潟航空基地から救助に向かった機材は、ヘリコプター MH978(らいちょう3号)。
待機した救急隊へ傷病者を引き継ぐ様子
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