県立松陽高男子バスケ部 10年ぶり県大会で初戦突破 市立桜丘との接戦制す
県立松陽高校の男子バスケ部が5月24日、インターハイ県予選で横浜市立桜丘高と対戦し、67対64で勝利した。同部は今年、10年ぶりに地区予選を勝ち上がって県予選に駒を進めたが、接戦を制して初戦を勝ち上がった。
試合は序盤から松陽がリードする展開。リズムよくシュートが決まり、第1クオーターから差をつけると、第2クオーター終了時には41対23とリードを広げた。
だが第3クオーターは一転して桜丘ペースになり、リードを縮められて3点差にまで詰め寄られる。さらに第4クオーターでは一時逆転を許したものの、松陽が粘り強さを見せて3点差で競り勝った。
松陽の主将・森蓮乃介選手(3年・ガード)は「練習試合もやってきた相手で五分五分だった。攻撃が単調になって差を詰められたのは苦しかった」と試合を振り返った。一方で「エースの大西陽君(2年)がよく決めてくれて、頼もしかった」と後輩の活躍を称えた。