犬に『居心地がいい』と感じさせる人の特徴3つ 安心感を与えて仲を深めるための方法とは
犬に『居心地がいい』と感じさせる人の特徴とは?
特別なことはしていないように見えるのに、自然と犬が寄ってくる人がいます。おそらくリラックスできるような居心地のよさを犬は感じているのでしょう。
犬に好かれる人はどんな言動をしているのか気になりますよね。犬と仲良くなりたい、もっと愛されたいと思う人はぜひ確認してみましょう。
1.穏やかで落ち着いている
感情表現が激しい人よりも、穏やかで落ち着いた人とコミュニケーションをとりたいですよね。それは犬にとっても同じです。
特に優れている嗅覚や聴覚から情報を読み取る犬は大きな声が苦手です。男性の低い声、女性や子供の甲高い声も苦手な犬は多いもの。
また言葉が離せない分、相手の口調や声のトーン、発する雰囲気を敏感に感じ取ります。喜怒哀楽が激しい人は犬にとっては不安対象でしかありません。
特に初めましての挨拶のときは犬も多かれ少なかれ緊張しているはず。初対面の犬と接するときは穏やかでいることを意識して接してみてください。
2.犬のペースに合わせている
犬好きの人ならばワンコを見ると嬉しくてテンションが上がると思います。しかしちょっと待ってください、一度落ち着きましょう。前述した通り、犬は行動が荒っぽい人が苦手です。
興奮した状態で犬と接すると、繊細なワンコは恐怖を感じ怯えてしまいます。まずは一定の距離を取りワンコがあなたを観察する時間を設けてあげましょう。このとき、しゃがんで目線の高さを合わせてあげるとなお良いですね。
目の前の相手が怖くないと認識すると、犬の方から近寄ってくるはず。人への関心の有無は個体差や犬の性格にもよるため時間がかかることもありますが、焦らずワンコのペースを優先させましょう。グッと距離を縮めることは犬にとってはストレスになりかねません。
3.犬との接し方を理解している
犬との接し方を心得ている人は、犬から居心地がいい人と思われる可能性が高いでしょう。以下のポイントを意識すると犬もリラックスして笑顔を見せてくれるはずです。
✔自分のニオイを嗅がせる
✔犬の目をジッと見つめない
✔ゆっくりと優しく触れる
✔過度に構い過ぎない
✔カーミングシグナルを理解する
犬は嗅覚から相手の情報を読み取ります。全身をくまなく嗅がれるかもしれませんが存分に嗅がせてあげましょう。そして触れるときはゆっくりとした動作で優しく触れる程度に。あちこち触りたくなる気持ちも分かりますが、特定の部位を嫌がるワンコもいるので気を付けましょう。
犬には『カーミングシグナル』というストレスサインを示す行動があります。不安や恐怖などを感じたときに自身を落ち着かせるためにとる行動です。「尻尾を振る」「あくびをする」「体をブルブル震わせる」など一見、ストレスとは思えないような行動をとります。
犬を飼っていない人には馴染みがないと思いますが、友人の犬に会う予定があるときなどに知識として持っているととても役立ちますよ。散歩中のワンコと触れ合いたい…そんな時にも有効かもしれませんね。
まとめ
犬にとって『居心地のいい人』とは、総じて穏やかで安心感を与えられる人の事です。小さい子どもが苦手な犬が多いのは、甲高い声と予測不能な動きが犬に恐怖感を与えることがあるからです。
人と同じように犬にも個性が存在します。初対面で見抜くことはもちろん難しいですが、何度も触れ合ううちに「この人は大丈夫だ!」と認識してくれるはず。ワンコにとって居心地のいい人だと認定されるよう、ご紹介したポイントを意識してみてくださいね。