意外と知らない「エアコン」を使うときの“3つのNG”「うっかりやってた…」「1つ目は冬に注意」
暖を取るのに欠かせないエアコン。寒さが厳しい今の時期は、メインの暖房として使っている方は少なくないでしょう。しかし、使い方を間違うと劣化や故障につながる恐れがあるため、注意が必要です。ここでは、意外と知らない「エアコンのNG行為」をご紹介します。
NGその1.加湿器をエアコンの近くに置く
冬の間は乾燥対策として「加湿器」を使っている方は少なくないはず。エアコンの暖房運転を行うと空気が乾燥しやすいため、今の季節は併用されることが多い家電製品です。
しかし、エアコンの近くで加湿器を使うのはNG。加湿器の種類によっては、蒸気に水道水のマグネシウムやカルシウムといった成分が含まれるからです。水道水が蒸発すると、マグネシウムとカルシウムは白い粉状に残るため、エアコンが吸い込むと内部が汚れる原因になってしまいます。
加湿器を使う際は、エアコンから十分に距離をとることが大切です。
NGその2.エアコンの下に家具・家電を置く
家具や家電の配置は、エアコンの下はあまりおすすめできません。エアコンの下に電化製品や家財を置くと、エアコンから落ちた水滴で劣化する恐れがあるからです。
エアコンは不具合を起こさなくても、家具や家電の故障や汚損につながる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。
NGその3.エアダスターを使う
エアコン内部に溜まったホコリは、エアダスターを使うと簡単に取り除ける気がしますが、じつはこれもNGです。
エアダスターには可燃性ガスを含む商品があるため、エアコンのお手入れに使用すると発火の恐れがあります。エアダスターに限らず、消臭スプレーや殺虫剤なども同様です。
危険を伴いますので、エアコンはもちろん家電製品への使用は避けましょう。
使い方や置き場所を見直そう
エアコンは身近な家電製品ですが、じつはたくさんの注意事項があります。エアコンには問題なくても、配置によっては大切な家具や家電が傷む場合も。
間違った使い方は、エアコンはもちろん家財の寿命を縮める原因になりますので、今一度使い方や設置状況を見直してみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア