コメダ珈琲店の1万円福袋に入っていたシークレット商品を見て、心の底から「マジで??」となった / 2025福袋
コーヒー系の福袋で1万円というのは結構お高い。いくら正月で財布の紐が緩んでいるとはいえ、なかなか手が出ない人は多いだろう。
だからこそ、ロケットニュース24の福袋特集で買う価値がある! と思い、2024年の年末に予約ボタンをポチッ。お正月休みが終わった頃に送られてきたのだが……私はただただ困惑している。なぜコレなのかと。
・実は去年も同じことが
さて、この時点で本記事の熱心な読者の中には、お気づきの方もいるかもしれない。実は去年も同じような内容を書いていたことを。
実は、そうなのだ。なんなら、本記事のタイトルと書き出しも昨年自分で書いた記事を思いっきりパクっている。それくらい、同じようなこと……いや、もっと衝撃的なことが起こったといっていい。
以下で詳しく解説しよう。
・コメダ福袋の裏バージョン
コメダコーヒー店の福袋といえば、店頭で販売されるタイプが有名。
こちらは数日前に先日当サイトの福袋企画でも紹介している上に、店内にチラシが貼り出されるからご存知の方も多いことだろう。
本記事で取り上げるコメダ福袋はオンラインショップ限定のもので、店頭販売タイプとはまた別。店頭販売タイプが「表」だとすると、「裏」の福袋である。
それだけに、ニッチなグッズが多い。コメダのロゴがガッツリ入っているマフラーとか、バッグとか。
また、表(店頭販売バージョン)には必ず入っているコーヒーチケットが、裏(オンラインバージョン)には入っていない。早い話が、「裏」の福袋はガチのコメダファン向け……あるいはコメダマニア向けと言っていいかもしれない。
ちなみに、今年2025年のオンラインショップバージョンは1万円で、トータル1万4500円相当のグッズが入っているとのこと。そのラインナップは、以下のように公式サイトで公開されている。
ただ、すべてが公開されているわけではなく、「届いてからのお楽しみです!」と書かれたものも。要は、シークレット商品。
去年を振り返ると、シークレット商品はマスクだった。見たときは「え? このタイミングで!?」という気持ちになったのを覚えているが、今年はまた別の角度から矢が飛んできたのだ。
・開封の儀
開封すると、出てきたのは……
ドリップバッグ × 10
トートバッグ
マフラー
手袋
ニットポーチ
──ここまでは事前に公開されているものなので、特に驚きはない。強いて言うと、ニットポーチは3種のうちランダムで1種が入る形だから、「この色だったのね〜」という感じ。
また、「トートバッグ」「マフラー」「手袋」はいずれも “コーヒー染め” されたもので、ところどころに「KOMEDA’S COFFEE」のロゴがあしらわれている。
生粋のコメダラバーである私からすると「いいじゃん」としか思わないが、スタバ派やドトール派の人からすると、まったく そそられないかもしれない。なんなら、イヤかもしれない。でも、そのあたりが「裏」っぽくて個人的にはグッド。
・シークレット商品
さて、以下は「裏」の「裏」。つまり、シークレット商品である。まず、出てきたのは……
ステーショナリーセット
フレークシール(1袋)、マスキングテープ(1巻)、クリアファイル(1セット)、丸めも(1冊)である。「ステーショナリーセット」は割とどこにでもあるものだが、これはコメダらしさが溢れるデザインだ。
続けて……
ふせん
これも可愛らしいデザイン。学生でも社会人でも大体使うものだから、あって困る人はいないだろう。
お次は……
バッグ×2
え?
ちょっと待って!
さっきトートバッグあったから……
バッグは合計3つ!?
コーヒー系の福袋でバッグが合計3つ??
ポーチも入れたら4つ!?
なんとも言えない偏りを感じたところで、いよいよ最後のシークレット商品。何だったかというと……
マジかよ!!
シュシュ!?
こちとらAGA治療している身なのに……
シュシュ!!!!
・泣いた
なんという皮肉だろうか。薄毛に悩み、AGA治療をしている私のもとに送られてきた福袋のシークレット商品が、シュシュだとは……。
大変申し訳ないが、私にはまとめる髪の毛が無い。よって、これはどう使っていいか分からない。妻にあげようかと思ったが、コメダのロゴがガッツリ入ってるからなぁ……。
それにしても、今年のコメダもシークレット商品で賭けに出たなという印象だ。ふせんやステーショナリーセットは使い勝手が良さそうだからわかるけど、なぜにシュシュ……。
というか、薄毛に悩む同志の中にはシュシュを見て割と本気で怒る人だっているかもしれない。シークレット商品はオンラインショップの商品がランダムで入るらしいが、シュシュのように使う人と使わない人がはっきり分かれる商品は除外してもよかったような気がする。
でも、そこをあえて行くところがコメダの裏バージョンらしい。その「らしさ」を堪能できるという意味では、素晴らしい福袋と言えるだろう。
なお、こちらの福袋は残念ながら現在すでに完売。コメダマニアは来年の販売を待て……と言いたいところだが、福袋に入っていた商品の一部はコメダオンラインショップで単品販売されている。
本記事を見てどうしても欲しい商品があったら、オンラインショップをチェックするのも手かと思うぞ。現場からは以上だ。
参考リンク:コメダ珈琲店公式オンラインショップ「コメダ珈琲店 HAPPY BAG 2025」(※完売しています)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.