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成功した女性の意外な5万円の使い方。エステよりメンタルヘルス?

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成功した女性たちの共通点はどんなことなのでしょうか。「自己プロデュースを妥協しないことです」と話すのは、ニューヨークでミリオネアのイメージコンサルティングを手掛け、著書に『ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』を持つトップコンサルタントの一色由美子さん。その教えをお伝えします。

カウンセリングで得られるメリット

ニューヨーカーは人に何をいわれても基本的に気にしません。ニューヨークは自由でありながら、ことビジネスに関しては生き馬の目を抜く厳しい世界です。足の引っ張り合いは日常茶飯事で、弱みを見せたらあっという間に引きずり降ろされてしまいます。

ですから、ちょっとした非難や陰口などをいちいち気にしていたら、ニューヨークでは生きていけないのです。ただ、まったく傷つきもしないのかといえばそうではありません。気にしない素振りをしながらも、心に傷を負うことはよくあります。そこで精神科医の出番です。

ニューヨークでは最強の弁護士、最善の精神科医を抱えないと成功できないといわれています。人前で弱みを見せられない分、ニューヨーカーは日本人よりもかなりフランクに精神科医のカウンセリングを利用しているのです。マンハッタンにある一般的な中級レベルの精神科医のカウンセリング料金は、1時間3万4000円ぐらいから。人気のあるドクターは約6万円も費用がかかります(※2017年当時)。高額にもかかわらず、エグゼクティブクラス以上の人はお抱えドクターに定期的にカウンセリングを受けていることも珍しくありません。

カウンセリングでは部下や妻、友人にも出せない自分の弱さや本音、悩みを聞いてもらうことで心を常に健康に保てます。それによって気分がスッキリして、新たな気持ちで仕事に向き合えるのです。カウンセリングは、仕事のパフォーマンスに対する投資なのです。

カウンセラーやコーチ、ホルモンチェックも選択肢に

日本の場合、悩みやグチを友だちに聞いてもらう、という方法が一般的です。ですが、心の深い部分まで友だちに話せるかといえば、答えはNOでしょう。また、その友だちが適切なアドバイスをくれ、真剣に問題に向き合ってくれるとは限りません。

日本でも最近は心療内科が増え、メンタルの治療を受ける人が非常に多くなってきています。その場合、疲労感や倦怠感などが起きて体調が悪化し、あちこちのクリニックや病院を転々とし、病気の原因が見あたらず、最後に心療内科を訪れる人がほとんどかと思います。そうなる前に手を打たないと、体調が悪くやる気もまったく起こらないという非常に苦しい毎日を過ごすこととなります。

メンタルドクターを受診するなら、ドクターとの相性は他の診療科のそれよりも大きなポイントになります。私もニューヨークでカウンセリングを受けたことがあります。とりたててメンタルを病んだわけではありませんが、友人のすすめで話を聞いてもらいに行ったのです。私の場合、相性のいいドクターに巡り合うまで、3回クリニックを変えました。どうしてもいいドクターが見つからない、心療内科や精神科に抵抗がある人は、医療機関ではなく、民間のカウンセラーやコーチをお願いするのもひとつの方法です。

また、40代以上の女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減ることで心身のバランスを崩すことが多くなります。おかしいなと思ったらまず、婦人科でホルモンチェックを受けることをおすすめします。ホルモン由来の不調は生活習慣の改善や投薬治療でよくなります。

* * *

『ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』(一色由美子)より「メイクで美しくなる本当の理由」を再構成しています。

『ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』一色由美子

構成/村上いろは

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