神奈川小3年2組 地域の魅力を発信 店舗や寺社を調査
神奈川小学校3年2組は、来年度の創立150周年に向けて地域の寺社や店舗の調べ学習に取り組んでいる。
150周年に向けて、地域のことをもっと深く知ろうと昨年5月に地域探検を実施。その中で笠のぎ稲荷神社と良泉寺、横濱スコーンクラブとKUBOTA食堂をピックアップし、宮司や住職、店主らにインタビューを行うなどして調べ学習を進めてきた。「たくさんメモを取るのを頑張った」「昔の地域の話もたくさん聞けて楽しかった」と児童たちは話す。
3月3日には、寺社で学んだ知識や魅力を全校に伝えるための動画撮影を行った。セリフや動きも自分たちで考えながら、神社で習ったお辞儀の作法や寺に開港直後に生糸で大きな財を成した田中平八の墓があることなどを発表した。担任教諭は「学習を通して知的好奇心も高まり、地域や学校への愛着も深まった」と振り返った。