韓流を代表する大物スターなのにご無沙汰中‥日本ファンお待ちかねのスター俳優5人
韓国芸能界には、韓国ドラマの人気を先頭に立って牽引するスター俳優が存在する。
数多くの役者がいるなか、一握りの演技者だけが得ることのできる称号だ。
彼らは、主演として作品の視聴率を獲得するだけでなく、本国はもちろん世界各国に多くのファンを持ち、常に一挙手一投足が注目を浴びている。新作のニュースが流れると、あっという間に話題になるのも見慣れた光景だ。
しかし、そんな韓流を代表する人気俳優でありながら、なぜかこのところドラマにご無沙汰な大物スターが。
お茶の間復帰を、首を長くして待つファンが多い、スター俳優5人を紹介する。
(図)Danmee 【4461人回答】イ・ミンホ「24年9月韓国俳優 人気決定戦」の1位!8カ月連続トップ
イ・ジョンソク
「出演作に外れなし」と言われるほど、出演した作品が高確率でヒットを飛ばしてきたイ・ジョンソク。ロマンス作品で甘い演技を披露したかと思えば、シリアスな役からサイコパスな殺人鬼までどんな役でもこなす役者だ。
子犬のようなキュートなルックスで世の女性を虜にしているが、今年の出演作は映画『設計者』のみ。しかも特別出演だった。
ドラマには、2022年に主演を務めた『ビッグマウス』(MBC/2022)以降携わっておらず、現在は法律事務所を舞台に繰り広げられる法廷ドラマ『瑞草洞』の出演を検討中。オファーを受けることになれば、秀でたルックスを持つストレートな性格の高スペック弁護士を演じるという。
ナム・ジュヒョク
9月19日に除隊し、さらに魅力的になったと話題のナム・ジュヒョク。彼もまた韓ドラ界に欠かせない役者の1人だが、兵役のために芸能活動に約1年半の空白期が。
事前制作された『ヴィジランテ』(Disney+)が入隊中に配信されたため、作品に出演していない期間がそこまで長いわけではないが、『スタートアップ:夢の扉』(tvN/2020)や『二十五、二十一』(tvN/2022)で、さらに人気を獲得していたなかでの彼の空席は大きかった。
復帰作が注目を浴びているなか彼が選んだのは、人気作『オクニョ 運命の女』(MBC/2016)のメガホンをとった監督が手掛けるダークファンタジー時代劇『東宮』。編成がまだ決まっていないが、宮廷の中に出没した幽霊を退治するキャラクターを演じるという。
アン・ヒョソプ
2015年に役者デビューして以降、毎年着実にフィルモグラフィーを更新してきたアン・ヒョソプ。近年は、大ヒット作『社内お見合い』(SBS/2022)での活躍により、さらに人気と知名度をアップ、昨年は主演作『いつかの君に』(Netflix/2023)を大成功へと導き、役者としての地位を強固なものにした。
しかし今年は芸能生活で初めてドラマに出演しておらず、キャリアブレイクしているのかと思われたが、どうやらスクリーンという新たなステージに焦点を合わせて準備を進めていた様子。
ドラマファンにはご無沙汰が続くが、幸い新作映画のニュースは入ってきており、5月30日にクランクアップした彼の映画デビュー作『全知的な読者の視点から』が、2025年の夏に公開される予定だ。イ・ミンホをはじめチェ・スビンやジス(BLACKPINK)、ナナ(AFTERSCHOOL)など、錚々たる役者陣と息を合わせている。
ソン・ジュンギ
韓ドラ人気を先頭に立って牽引している役者の1人ソン・ジュンギは、秀でたビジュアルと、それに負けない演技力で多くの人を魅了してきた。
ドラマ界と映画界を行き来しているからか、年によってはどちらかのみに出演していることが多く、今年は映画『ロ・ギワン』(Netflix/2024)が公開され、12月には『ポゴタ』がお目見えされる予定。ドラマで主演を務めたのは、『財閥家の末息子』(JTBC/2022)が最後だ。
しかしご安心あれ、来年は初恋を題材にした『マイユース』(JTBC)でお茶の間復帰することが分かっている。ロマンス演技で視聴率も役者としての人気も獲得してきた彼が、どのような姿を披露してくれるのか期待している人は多い。
イ・ジュンギ
イ・ジュンギといえば、ヒーローもの。数々の作品で正義感に溢れたキャラクターを熱演して韓ドラ人気に貢献、多くのドラマファンの心を掴んできた。
そんな彼だが、なぜか現段階で次期作のニュースがなく、2023年に出演した『アスダル年代記』のシーズン2(tvN/2023)を最後に、フィルモグラフィーが更新されていない。
10月12日には『K-ドラマフェス2024 with Studio Dragon』のために来日し、彼を一目見ようとするファンで会場は大盛り上がり。また、6月に横浜で開催されたファンミーティングも大盛況のうちに終えている。多くの人に愛され続けているイ・ジュンギの、ドラマ復帰を心待ちにしている人は多いだろう。
(ライター/西谷瀬里)