興収6億円突破!岩井澤健治監督“映画化はチャレンジングな企画だった”『ひゃくえむ。』大ヒット上映中
手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊によるコミックをアニメーション映画化した劇場アニメ『ひゃくえむ。』が、現在大ヒット公開中。本作は、9月19日(金)の10月30日(木)の公開から42日間で、観客動員数41万人超、興行収入6億円超を記録。このたび、6億円突破を記念して、描き下ろしイラストが解禁となった。また、岩井澤健治監督から歓びのコメントが到着した。
一瞬の煌めきにすべてを懸けた、情熱と狂気の物語
原作は、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊の連載デビュー作「ひゃくえむ。」(講談社刊)。陸上競技の世界で、「100m」という一瞬の輝きに魅せられた者たちの情熱と狂気を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。
監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治が手掛ける。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから、100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太。さらに、「100m」の熱き世界で主人公のトガシと小宮を取り巻くキャラクターに内山昂輝、津田健次郎ら総勢12名の豪華声優陣が命を吹き込む。主題歌はOfficial髭男dismの8か月ぶりのリリースとなる書き下ろし最新曲「らしさ」。メンバーが原作に感銘を受けたことからコラボレーションが実現し、最大の熱量で作品を彩る。
今回、興行収入6億円突破を記念して、キャラクターデザイン・総作画監督を務めた小嶋慶祐のオリジナル描き下ろしイラストが公開された。準備運動をするトガシと同じ企業の後輩アスリート・樺木の姿が描かれており、5億円突破イラストと同様、新装版の原作漫画表紙をオマージュした特別デザインとなっている。映画本編では、幼い頃から観ていたトガシに対する樺木の心情の変化にも注目してほしい。
ロトスコープでの「ひゃくえむ。」映画化はチャレンジングな企画だったので、どこまで広がっていくのか未知数ではあったのですが、公開してから多くの方々に劇場まで足を運んでいただいたお陰で想定していたよりも長く上映が続いております!観に来ていただいた皆さま、本当にありがとうございます!まだまだ11月も上映続いていきますので、劇場までお越しいただけますと幸いです。
(岩井澤健治/監督)
パイロット版映像特別公開のティーチイン上映会
11月6日(木)に「ティーチイン上映会」第四弾を渋谷シネクイントにて開催する。岩井澤監督と寺田悠輔プロデューサーの2名が登壇し、「映画化」の切り口で作品を語り、終演後には監督のサイン会も実施する予定。登壇ゲストを変えつつすでに3回実施している本イベントだが、チケットは毎回オンラインで販売開始と同時に即完売という盛況ぶり。今回はさらに、映画制作の最初期にロトスコープで制作したパイロット版映像をこのイベントだけで特別公開する。
『ひゃくえむ。』は大ヒット上映中