プロ選手が卓球教室 中区の小学生など43人が参加
日本生命保険相互会社横浜北支社=西区北幸=が主催する卓球教室が5月17日、中スポーツセンターで行われた。同社女子卓球部に所属する藤沢市出身の岸田聡子監督、港南区出身の笹尾明日香選手、竹谷美涼選手が、小・中学生を中心に43人を指導した。
教室では両選手が普段の練習メニューを披露。迫力あるラリーを前に参加者からは感嘆の声があがった。その後、各卓球台を回り直接指導をしたり、2チームに分かれてラリーを長く続けるゲームを行うなど約2時間半、交流を深めた。
卓球はほぼ初挑戦だという中区新山下在住の廣中栞理さん(7)は打ち方を教えてもらい「楽しかった。またやりたい」と話した。笹尾選手は「横浜の方は本当にあったかいですね」と地元での開催を喜んでいた。
社会人トップクラスのプレーヤーを擁する同社女子卓球部は、各支社と協力して各地でスポーツ教室を開催し、地域交流やスポーツの裾野拡大の活動を行っている。横浜北支社の伊藤淳支社長は「会社としてスポーツを通した子どもの健全育成や健康などの地域振興に取り組んでいる。今日は6歳から87歳の方まで、幅広い世代の地元の方に参加していただき嬉しい」と話した。