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はまぎん こども宇宙科学館 宇宙を旅した旗 展示 横浜出身・古川さんと飛行

タウンニュース

同館の鈴木さんと旗などの展示コーナー

磯子区洋光台の「はまぎんこども宇宙科学館」はこのほど、横浜市出身の宇宙飛行士・古川聡さんから市に返還された宇宙飛行記念品の展示を始めた。記念品は古川さんが2023年から24年にかけて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した際に持参した旗で、旗が宇宙を飛行した証明書などと一緒に同館5階で展示。貴重な資料を間近で見ることができる。

横浜市出身の古川さんは2011年に約5カ月半、23年8月から24年3月までの約6カ月半にわたりISSに滞在。展示が始まった旗は、23〜24年のISS長期滞在ミッションに参加する際に市が古川さんへ提供した。旗は市を代表する風景としてみなとみらい21地区の風景がプリントされたもので、199日間にわたって古川さんとともに宇宙を飛行。今年1月に同館で開かれた「宇宙飛行記念品返還式」で市に返還され、市の施設を代表して同館での展示が決まった。

展示場所は5階

展示場所は5階宇宙船長室の一角で、NASA(アメリカ航空宇宙局)発行で古川さんの署名が付いた旗の「宇宙飛行証明書」と、ISS滞在中にクルーとともに撮影した写真や古川さんの署名が入った記念パネルも並ぶ。他にも同館が所蔵する宇宙飛行士関連の品として、これまで展示していなかった山崎直子さんの写真や、野口聡一さんが宇宙に持参した「宇宙ドングリ」なども一堂に展示。宇宙飛行士に関する品を集めたコーナーが完成し、期限は設けず当面展示を行うという。

同館事業課ディレクターの鈴木啓子さんは「横浜市出身の方が、記念品と一緒に誇りを持って宇宙を旅したことを知ってほしい。今後、横浜から新たな宇宙飛行士が誕生してくれたらうれしい」と話す。開館時間は午前9時30分から午後5時(入館は4時まで)。休館日は第1・第3火曜日。

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