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2025年 秋の展覧会 おすすめ10選 ― 全国版 ― [9月・10月・11月]

アイエム[インターネットミュージアム]

実りの秋、芸術の秋。移ろう季節とともに、美術館でのひとときがいっそう深みを増す時期です。古典の名品から現代アートまで、感性を豊かに彩る展覧会10選をご紹介します。東京版はこちらです。


神戸に広がる、ゴッホの色彩と光

「オランダを代表する画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホ。その人生は苦難の連続でしたが、困難に立ち向かい続け、諦めない強さ、そして癒しと安らぎを芸術に見出しました。クレラー=ミュラー美術館から《夜のカフェテラス》をはじめ名品の数々が来日する「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」は、神戸市立博物館で開催。

神戸市立博物館「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」


岡山でバルビゾン派を満喫 [PR]

コローの油彩画《霧の朝》を初公開! 岡山県の山田養蜂場ギャラリーで、バルビゾン派の作品を集めた特別展「自然賛歌 美しきバルビゾン派の世界」が開催されます。ミレー、ルソー、クールベらの油彩画約300点に加え、19世紀フランス版画作品約200点も公開されます。

山田養蜂場ギャラリー「自然賛歌 美しきバルビゾン派の世界」


フランス仕込みの写実で日本洋画を拓いた鹿子木孟郎 [PR]

近代の日本洋画に本格的な「写実」表現をもたらした鹿子木孟郎。留学したパリでフランス・アカデミスムの巨匠ジャン=ポール・ローランスの薫陶を受け、日本洋画の発展に確かな足跡を残しました。その歩みを網羅的に俯瞰する「特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-」は、京都・泉屋博古館で開催。

泉屋博古館「特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-」


「近代皇室の御用」をつとめた高島屋 [PR]

明治時代の宮城(皇居)再建で装飾織物御用を拝命して以来、近代皇室の御用をつとめてきた高島屋。高島屋が所蔵する「御用裂(ごようぎれ)」の見本や、御用品の図案を手がけた中山冝一の図案集『國華』を特別展示。知られざる高島屋の歴史に触れることができる「Imperial Warrant 皇室の御用達」は、高島屋史料館で開催。

高島屋史料館「Imperial Warrant 皇室の御用達」


平山郁夫と妻が収集、貴重な美仏がずらり [PR]

平山郁夫生誕95年を記念し、平山郁夫が妻、美知子と共に長年にわたって収集してきた仏像コレクションをご紹介。インド、ガンダーラ、中央アジア、中国、東南アジア、日本と、各地の美しい仏像を堪能できる「シルクロードの美仏たち」は、平山郁夫シルクロード美術館で開催。

平山郁夫シルクロード美術館「シルクロードの美仏たち」


海を越えて届いた祈り

「平安時代後期から鎌倉時代を中心に日本にもたらされた宋元仏画には、中国の絵画史上でも特筆される、きわめて高い水準を持つものが多く含まれています。制作された当地の文脈に照らしながら、それぞれの特色を紹介する「特別展 宋元仏画─蒼海(うみ)を越えたほとけたち」は、京都国立博物館で開催。

京都国立博物館「特別展 宋元仏画─蒼海(うみ)を越えたほとけたち」


芸術と散策、どちらも楽しむ岡山時間

「岡山市で3年に1度開催されている、恒例の「岡山芸術交流2025」がいよいよスタート。岡山城・岡山後楽園周辺エリアを会場に、世界的な現代アーティストの作品を展示。徒歩で回遊できるコンパクトな会場配置が特色のひとつで、芸術鑑賞と街歩きをともに楽しむことができます。今回は全会場で鑑賞料が無料です。

「岡山芸術交流2025」


破壊と再生のはざまに

「名古屋と瀬戸の2都市を舞台に開催される国際芸術祭「あいち2025」。芸術監督には国際的に活躍するフール・アル・カシミ氏を迎え、国内外から61組のアーティストが参加します。テーマは、シリアの詩人アドニスの詩に由来する「灰と薔薇のあいまに」。破壊と再生のはざまから、人と環境の新たな関係を見つめます。

国際芸術祭「あいち2025」


水戸に息づく、磯崎新の建築と思想

世界的な建築家として、水戸芸術館を設計した磯崎新。その建築は、既存の概念を軽やかに解体し、時代を先駆ける新しい思想を常に探求し続けました。変化を恐れず、挑戦し続けたその創造性は、多岐にわたる作品群に結実しています。磯崎の軌跡をたどる「磯崎新:群島としての建築」は、水戸芸術館 現代美術ギャラリーで開催。

水戸芸術館 現代美術ギャラリー「磯崎新:群島としての建築」

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